レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー球団社長が動いた。メッツとのトレードでアディソン・リード投手を獲得した。メディカルチェックに異常がなければ正式契約が結ばれる。
フラッグディール・トレード情報
レッドソックスは交換要員として、3人のプロスペクトを放出することになると、FOXスポーツのケン・ローゼンタール氏が伝えている。
久しぶりにレッドソックスとヤンキースの名門球団が地区制覇を争う展開になっているが、レッドソックスは、絶対的なクローザーであるクレイグ・キンブレルにつなぐ、強力なセットアップマンが不在。昨年まで上原浩治が任されていたポジションだ。
アディソン・リードは、5チームが獲得に動く争奪戦となっていたがレッドソックスがマイナー選手3人を差し出す形で争奪戦を制した。
28歳のリードは、クローザーのジェウリス・ファミリアがDV問題で15試合の出場停止処分や故障離脱時にメッツのクローザーを務めた。
今季は48試合で49回を投げて防御率2.57、WHIP1.12、19セーブを挙げている。7年間の通算ではホワイトソックス時代のセーブ数などを含めて125セーブをマークしている。
メッツは先日、マーリンズからクローザーのA.J.ラモスをトレードで獲得。リードの放出は時間の問題だった。