MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2017 今季ここまでの最強守護神は!? クローザーのパワーランキング

全日程の約半分を消化したメジャーリーグ。「Roster Resource.com」をもとに現地7月2日時点でのクローザー・パワーランキングをまとめてみた。

 

 

MLB2017

 

1.クレイグ・キンブレル(レッドソックス

2.ケンリー・ジャンセン(ドジャース

3.グレッグ・ホランドロッキーズ

4.コーリー・ネーベル(ブルワーズ)

5.アンドリュー・ミラー(インディアンス)

6.ロベルト・オスーナ(ブルージェイズ

7.ウェイド・デービス(カブス

8.クリス・デベンスキー(アストロズ

9.ケン・ジャイルズ(アストロズ

10.フェリペ・リベロ(パイレーツ)

 

1位キンブレル(23S/防御率1.01)、2位ジャンセン(18S/0.79)は今さら紹介するまでもないが、セーブ数こそ少ないもののジャンセンは18回のセーブ機会で失敗0という安定感。

 

3位は、ここでも何度か紹介したトミージョン手術から復活のホランド。2014年にはクローザーとしてロイヤルズのワールドシリーズ進出をけん引した選手だ。ロッキーズの春先の躍進を支え、この時点で26セーブはMLBトップ。

 

4位のネーベル(ブルワーズ)は2013年のドラフト1巡(全体39位)でタイガースから指名され、15年1月にブルワーズへトレード。3年連続奪三振率10.0以上で昨年は16ホールドをマーク。

 

今季途中からクローザーに転向。13セーブ、防御率1.13。平均97マイルの本格派の右腕。奪三振率15.43とハイレベルで、WHIP1.08と制球も良くなっている。

 

若いといえばブルージェイズのオスーナは22歳。過去2年で56セーブ、今季19セーブ。春のWBCメキシコ代表。最速99.4マイルの快速右腕だ。

 

同サイトでは一覧表で、クローザー、セットアッパーのパワーランキングを紹介しているが、ナ・リーグ東部地区首位のナショナルズからは、この部門で30位以内にも入っていない。

 

昨季は、ジョナサン・パペルボンが務めていたが、成績不振からシーズン途中にマーク・マランソンを補強。後半戦だけで17セーブをマークした。

 

しかし、オフにFAでチームを離れジャイアンツと4年総額6,200万ドルで契約。このため空席になっていたクローザーを経験のないブレイク・トレイネンに任せたがこれが裏目に出た。

 

ナショナルズは、マーク・マランソンとのトレードでパイレーツへリリースしたフェリペ・リベロが今季41試合、3セーブ、防御率0.82でランキング10位と移籍したチームで活躍している。マランソンは、22試合、防御率4.35、11セーブと不振で10日間の故障者リストに入っている。