MLB メジャーリーグ物語

海を渡ったサムライ・メジャーリーガーたち

エース山本由伸の快投がドジャースを救う!スミスが代打サヨナラ弾

 

山本由伸がチームを救った。ホームでのダイヤモンドバックス戦GAME3で7イニング1失点、無四球、奪三振10の快投を演じてドジャースの苦境を救った。ドジャースは9回裏、代打ウィル・スミスがキャリア5本目のサヨナラ本塁打を放って連敗を「2」で止め、2位パドレスがツインズに敗れたためマジックは23に減った。

 

 

MLB2025 GAMEDAY  

 



ドジャースは8月31日(日本時間9月1日)、エースの山本で連敗を「2」で止めて3連戦3連敗を免れ、マジックも「23」に減らすことに成功した。

 

ドジャースは、初回にフレディ・フリーマンのタイムリー2塁打などで2点を先制したが、山本の後を受けてマウンドに上がったタナー・スコットが、2アウトから連打を浴びて1・2塁のピンチを招くと、3番コービン・キャロルに痛恨の同点3ランを被弾。これで山本の12勝目が消滅した。

 

連敗ストップの重圧がかかる登板でまたも山本がチームを救う快投を演じた。5月にもダイヤモンドバックス戦に登板した山本。その時も山本の好投とサヨナラ勝ちでチームの連敗は止まった。

 

今回も山本が好投してサヨナラでチームの連敗が止まった。

 

山本は、今季26試合目の先発。最速97.7マイル(約157.2キロ)のフォーシーム、スプリット、カーブを中心に多彩な球種で相手打線を翻弄。ストライクゾーンのエッジに決まる最速97.7マイル(約157.2キロ)のフォーシームのコマンドと変化球の緩急が絶妙だった。

 

7イニング98球(ストライク70)、被安打4、無四球、奪三振10の圧倒的な内容だったが、これで防御率2.82、WHIP1.05、奪三振数は167、K/9は10.25、K/BBは3.48になった。

 

 

 

 

デーブ・ロバーツ監督は「ヨシノブはファンタスティックだった」と絶賛した。指揮官は「我々は彼の素晴らしい登板を必要としていた。彼はそれを与えてくれた。この試合に勝てたのは大きい。遠征に向けて勢いを築いていきたい」とコメントしている。

 

4対1と3点リードの8回に救援左腕スコットがキャロルに同点3ランを被弾。山本の12勝目は消滅したが、9回ノーアウトから代打スミスが17号サヨナラソロを放ち、チームは5-4で勝利した。スミスは5本のキャリア5本のサヨナラ弾のうち4本が代打でのサヨナラ弾というから凄い。