MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

カブスの上原浩治、昨年から20試合の連続無失点継続中

 

カブスに移籍したベテランが踏ん張っている。「コウジタイム」はここでも健在だ。

 

 

MLB2023

 

上原浩治が20試合の連続無失点継続中

 

カブスのリリーバー上原浩治は、現地13日のドジャース戦で4点リードの8回に登板。またも無得点に抑え勝利に貢献している。

 

スピードガンの数値では計り知れないキレのあるフォーシーム(平均回転数2,410回転/分)は、平均より5パーセント多い18パーセントの空振り率で、低めに沈むスプリットのコンビネーションが冴えている。

 

上原浩治

 

 

全投球を見てるが、危ない打球もあって、バックの好守備に助けられた部分もある。しかし、それはストライク先行の上原の制球力が守備のリズムに好影響を与えていると見たい。

 

この日は、ドジャーズで昨季の新人王、2番コーリー・シーガーから外に沈むスプリットで空振り三振。

 

続く昨季27本塁打のジョシュ・ターナーはスプリットで追い込んでセンターフライ。

 

次のヤシエル・プイーグには安打されたものの、アンドリュー・トーレスをスプリットで二ゴロに打ち取って「コウジタイム」を締めくくった。

 

連続無失点は開幕から5試合、昨年の7月から数えるとレギュラーシーズン20試合になった。

 

カブスは先発のブレット・アンダーソンが5回3安打無失点で抑えるとエドワーズ、上原、デービスとつないで完封リレー。この勝利で首位のレッズに0.5差の2位に浮上している。