MLB契約情報
このブログで19日に紹介したとおりボルチモア オリオールズが2015年オフにシカゴ カブスからフリーエージェントになっていたデクスター ファウラー外野手と3年3300万ドル(約37億円)で契約で合意した。
日米野球2014や北京オリンピックのアメリカ代表として知名度が高いファウラー。2015年はカブスで156試合に出場、打率.250、出塁率.346、本塁打17本、盗塁20だった。
主砲クリス デービスの前を打つリードオフマンを探していたオリオールズ。打率は.250と規定打席に到達したキャリア7年間で最低だったが、出塁率.346はまずまずの数字をキープ。本塁打17本はキャリアハイで、チームの得点力アップが期待できる。
#Orioles reportedly "expect" to sign two of top remaining free agents in Gallardo, Fowler: https://t.co/XNXdsH8yWX pic.twitter.com/JWJSZ0Nz7H
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2016, 2月 18
カブスでは、センターを守っていたが、守備力に関してはDSR(守備防御点)がキャリア8年間で-56と低く、 この為、オリオールズでは、センターにアダム ジョーンズがいることもあり、キム ヒョンスをレフトとして起用して彼をライトにコンバートする予定。
なお、2015年オフに所属チームから提示されたクオリファイングオファーを断っているため、先に契約合意した右腕ガヤード同様にドラフト1巡(この場合は28番目)指名権を譲渡することになる。
ヤンキース田中将大、レッドソックス上原浩治、田澤純一のライバルチームだけに注目のFA契約と言えるのではないだろうか。
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