スプリングトレーニングを前にメジャーでは専門サイトによる今シーズンの様々な予想記事が出回るが、米スポーツ専門ウェブサイト『スポーツ・オン・アース』は15日、独自の見解をもとに、MLB6地区をランク付けした記事を掲載している。
1位 ナ・リーグ中地区(カージナルス、パイレーツ、カブスなど)
2位 ナ・リーグ西地区(ドジャース、ジャイアンツ、ダイヤモンドバックスなど)
3位 ア・リーグ西地区(レンジャーズ、アストロズ、エンゼルスなど)
4位 ア・リーグ東地区(ブルージェイズ、ヤンキース、オリオールズなど)
5位 ア・リーグ中地区(ロイヤルズ、ツインズ、タイガースなど)
6位 ナ・リーグ東地区(メッツ、ナショナルズ、マーリンズなど)
それによれば、今シーズンの最激戦地区にはナ・リーグ中地区になると予想。
昨季は、上位3チームが高勝率をマークした地区で、
- セントルイス・カージナルスが100勝62敗
- ピッツバーグ・パイレーツが98勝64敗
- シカゴ・カブスが97勝65敗
2位パイレーツ、3位カブスが、ともにワイルドカードゲームでのポストシーズン進出を果たし、カブスはチャンピオンシップをメッツと争った。
カブスが今オフ、カージナルスからフリーエージェントとなっていたジェーソン・ヘイワード外野手、ジョン・ラッキー投手を獲得。そうした地区内でのライバル同士の熾烈な戦力争奪戦もオフに展開されことなどが理由の一つで、今季もハイレベルな優勝争いが期待できるかもしれない。
また、2位にはザック・グリンキー投手らを獲得し、戦力アップに成功したアリゾナ・ダイヤモンドバックスのいるナ・リーグ西地区が選ばれた。
ドジャース、ジャイアンツの2強にダイヤモンドバックスが加われば波乱のシーズンになるかもしれない。前田健太の存在も気になる地区でもある。