MLB2014
カーショー痛恨の102球目
セントルイス・カージナルスは7日、地元で行われたロサンゼルス・ドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)第4戦に3対2で勝利。対戦成績を3勝1敗とし、4年連続となるリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)進出を決めました。
カーショー、ミラーの両先発の好投で迎えた6回。ようやくドジャースが2点を先制。しかし、7回にカージナルスのマット・アダムス一塁手が相手のカーショーから逆転3ランを放って試合をひっくり返すと、その後はリリーフ陣が相手打線に得点を許るしませんでした。
勝利の立役者となったアダムスは、6回まで被安打1の好投を見せていたカーショーの102球目を右中間のブルペンへ叩き込み、チームをチャンピオンシップへ導いた。
同選手は試合後、「間違いなく、僕のキャリアのハイライトだ。今日のことは一生忘れないよ」と喜びを語っている。
昨季のリーグ優勝決定シリーズに続き、2シーズン連続でカージナルスの前にポストシーズン敗退となったドジャース。
GAME1に110球を投げ、中3日でスクランブル登板した21勝投手カーショーは、このゲームでも7回に逆転本塁打を浴びた。「シーズンは終わった。僕の責任が大きい」とカーショー、「うまく言葉にできないが、いやなデジャブだ」と悔しさをにじませた。
Game 1. Busch Stadium. @SFGiants and @Cardinals, Saturday at 8pm ET on FOX. http://t.co/rg1vM3PcJYIt. Is. ON. #NLCS pic.twitter.com/3njLlRFEyK
— MLB (@MLB) 2014, 10月 8
もう1試合のNLDSはサンフランシスコ・ジャイアンツが3勝1敗でワシントン・ナショナルズを破りました。
この結果、ワールドシリーズ進出を決めるナ・リーグのチャンピオンシップ(NLCS)は、カージナルスとジャイアンツで争われることになりました。