ロイヤルズ 6月19日以来の首位
青木宣親の所属するロイヤルズが、強豪アスレチックスに競り勝って同地区のタイガースが敗れたため6月19日以来の首位に返り咲いた。
前の試合で2安打3盗塁の青木は、7回一死一塁の場面で代走として出場し、貴重な勝ち越しのホームを踏んだ。
ロイヤルズは8連勝で、一時は5ゲーム差以上をつけられていたタイガースを抑えてア・リーグ中部地区の首位に立った。
中部地区は、タイガースが3連覇しており、カブレラ、V・マルティネス、 J・マルティネスの強力クリーンナップに出塁率のいいデービス、キンズラー がいてリーグ屈指の破壊力だが、投手陣でバーランダーがここへ来て不調(防御率4.57)なのが不安材料。
加えて先発右腕アニバル・サンチェス、リリーフ右腕ホアキン・ソリアー両投手を、15日間の故障者リスト(DL)に登録した。サンチェスが右胸筋の張り、ソリアーが左わき腹の張りのためだ。
30年近くプレーオフ進出のないカンザスシティー・ロイヤルズですが、昨年はプレーオフ争いを演じ、今季は地区優勝やワイルドカードでのプレーオフ進出も見えてきました。