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【球団人事】GM会議始まる カブスの新監督が決定!メッツ、ガーディアンズも

 

GM会議も始まったメジャーリーグ。新監督の人事も決まってきた。日本時間7日、来季に向けて3人の新監督が誕生した。MLB.comなど複数のメディアが報じている。

 

 

球団人事

 

 



カブスが同地区ライバルからヘッドハンティング

 

カブスは契約の残っていたデビッド・ロス監督を電撃解任。同地区ライバルのブリュワーズ監督だったクレイグ・カウンセルを引き抜いた。


カウンセルはスモール・バジェット(低予算)のブリュワーズを率いて過去6年間で5回のプレーオフ、3回の地区優勝に導いてきた。


今季も「リーグ最優秀監督賞」のファイナリスト3名に名を連ねている。

 

 

 

 

今季限りでブリュワーズとの契約が満了することから、次はブリュワーズでコンビを組んだデビッド・スターンズを球団トップに招聘した東地区のメッツへ新監督として就任するという予想が多かった。


カウンセルとカブスの契約は年俸800万ドル。この契約は、業界を揺るがす契約である。近年、複数のコーチが、MLBチームよりも大学プログラムの仕事に就くほうが経済的に儲かると指摘している。カウンセルの契約はMLBの状況を変えるのに役立つかもしれないとESPNのジェフ・パッサンは指摘している。

 

 

 


メッツは43歳のメンドーサと契約か?


このサプライズでメッツは、ヤンキースベンチコーチだったカルロス・メンドーサを監督に据えるという報道が流れている。

 

 

 

 

メンドーサは43歳。ヤンキースベンチコーチとして4年間のキャリアはあるが、監督経験はない。


メッツは、テリー・コリンズ(2011年~2017年の7年間)が退任したあと、ミッキー・キャラウェイ(2年間)、カルロス・ベルトランは現役時代のサイン盗みの責任をとって一度も指揮を執ることなく3カ月で退任、その後のルイス・ロハスも2年間、バック・ショウォルターが1年間と不祥事があったことも影響しているが、ことごとく短期間で交代している。


ライバル球団の躍進を目にしたオーナーたちは忍耐力をなくして性急に結果だけを求めているような気がする。今回も短期政権に終わらないことを祈りたい。

 

 

 

 

監督として921勝を挙げた名将テリー・フランコーナ氏が勇退し、後継者を探していたガーディアンズは、39歳のスティーブン・ボートに決まった。これもメッツ同様、正式には発表されていないものの、ガーディアンズはボートと3年契約を結んだと言う報道が流れている。


現役時代は捕手だったボートはアスレチックスなど6球団で10シーズン794試合に出場。2022年を最後に現役を引退してから、今季はマリナーズブルペン兼クオリティコントロールコーチを務めていたが、現役のころから人望が厚くクラブハウスのロッカーではよく周りに人が集まっていたという。


ガーディアンズのクリス・アントネッティ編成本部長は「彼はどういうタイプのリーダーになりたいか、どういうタイプの監督になりたいか、という考えをしっかり持っています。他人のことを深く思いやり、意味のある人間関係を築くことのできる人材です。我々の球団にとって理想的な人材だと思います。スティーブンとともに仕事をしていくのが楽しみです」と新監督に期待を寄せるコメントを出している。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

▼記事参考

 

https://www.spotvnews.jp/news/articleView.html?idxno=7095

 

https://www.mlb.com/news/where-open-mlb-manager-jobs-stand-after-craig-counsell-move