MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【WBC】侍ジャパンの相手はメキシコ、勝てば決勝はアメリカ戦 

 

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC2023)は現地時間19日、準決勝のアメリカ(C組2位)対キューバ(A組1位)戦がマイアミのローンデポ・パークで行われアメリカ代表が14対2で大勝した。

 

 

第5回WBC 

 



 

 

 

 

ローンデポ・パークは開閉式の全天候型ドーム球場、外は雨だったが、問題なく試合は開催された。


同球場は1996年のアトランタオリンピックの舞台として使用され、サッカー日本五輪代表がブラジルに勝つという“マイアミの奇跡”を起こしたオレンジスタジアムの跡地に建造され2012年に開場したボールパーク

 

以前にイチローも所属したマイアミ・マーリンズのホームだ。

 

キューバが先制、直後に逆転


アメリカは先発のアダム・ウェインライト(カージナルス)が先頭から3連続内野安打で満塁とすると、押し出しの四球で先制点をキューバに献上。しかし、この場面を1点の失点に抑えたのが良かった。


直後の1回裏にカージナルスの同僚ポール・ゴールドシュミットがレフトへの2ランを放ち逆転。


2回には今季からフィリーズに移籍するトレイ・ターナーが昨日の満塁逆転本塁打に続いて大会3本目のソロ本塁打で追加点。


3回には一死満塁からメッツの主砲ピート・アロンソのタイムリー、ホワイトソックスリードオフマン、ティム・アンダーソンの犠飛で2点を奪った。


4回にもカージナルスのノーラン・アレナドがタイムリ三塁打を放ち、4回終了時点で7対1と6点の大量リード。


アメリカは5回から2番手として元巨人のマイルズ・マイコラス(カージナルス)が4イニング1失点の好投。最後はエンゼルスでもブルペンの主力投手であるアーロン・ループを投入し、試合を締めくくった。


アメリカ代表は2大会連続の決勝進出が決定。勝てば2チーム目となる大会連覇を目指す。

 

侍ジャパンのメキシコ戦先発は佐々木朗希


日本代表は明日のメキシコ代表に勝てば決勝進出が決まるが、侍ジャパン先発は剛球右腕の佐々木朗希。メキシコはエンゼルスの先発左腕パトリック・サンドバルの先発が決まっている。

 

 

佐々木のスプリットも気持ち悪いものがあるが、メキシコも30人中20人がメジャーリーガー。先発サンドバルのチェンジアップもメジャートップクラスの空振り率を誇り、日本の打線も苦しめられるだろう。