MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB契約情報】ドナルドソン三塁手がブレーブスと1年2300万ドルでサイン

 

 今季夏のノンウェーバートレードでインディアンスに移籍し、シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になっていたジョシュ・ドナルドソン三塁手アトランタ・ブレーブスと1年2300万ドルで正式契約した。

 

 

 

 

ドナルドソンは2007年のMLBドラフト1巡(全体48位)で捕手としてカブスに入団。次の年には、あの阪神タイガースで活躍したマット・マートンらと共に複数トレードでアスレチックスへ移籍。

 

 

頭角を現したのは13年シーズンで、打率.301、24本塁打、93打点、出塁率.384、長打率.499、OPS.883をマークしている。

 

 

ブルージェイズ移籍1年目の15年には打率.297、41本塁打、123打点、出塁率.371、OPS.939で打点王ア・リーグMVPに輝き、14年から16年までオールスターゲームにも選出されている。

 

 

アラバマ州フロリダ州で育ったドナルドソンにとってジョージア州アトランタフランチャイズブレーブスは子供のころからの憧れのチーム。

 

 

そして、アスレチックス時代に自分を必要としてブルージェイズに導いてくれたアレックス・アンソポウロス氏がGMを務めている。こういった背景がドナルドソンがブレーブス移籍を決断させた大きな理由だろう。

 

 

今季は故障の影響で52試合の出場にとどまったが、ヘルシーならという条件は付くが、昨年(113試合)の打率.270、33本塁打、78打点、OPS.944ぐらいの結果は期待できるだろう。

 

 

ブレーブスの内野陣は、これでドナルドソンが三塁、遊撃にダンズビー・スワンソン(15年のドラフト1巡全体1位)、二塁に21歳のオジー・アルビーズ、一塁にフレディ・フリーマンになったが、もうすぐ33歳になるドナルドソンが今季のように故障がちなら若手24歳で内外野を守れるヨハン・カマルゴ(今季三塁手で114試合に出場)が三塁を守ることになるだろう。

 

 

また、ブレーブスは捕手で34歳のブライアン・マッキャンとも1年200万ドルで契約。地元アトランタ出身のベテランは13年以来のブレーブス復帰になった。