ヤンキースの田中将大投手がチームを離れ、右腕の磁気共鳴画像（MRI）検査を受けるために飛行機でニューヨークに戻ったと、９日付のニューヨーク・ポスト紙がWebサイトで報じた。
ヤンキースによると、田中投手は８日、遠征先のクリーブランドでインディアンズ戦に登板したあと右ひじの違和感を訴え、チームドクターが診察した結果、ひじに腫れがあり、炎症を起こしていると診断された。
このため、ジラルディ監督は田中を９日から15日間の故障者リストに入れ、13日に予定されていた前半戦最後の登板を回避させることを決めた。
田中は8日、敵地でのクリーブランド・インディアンス戦に先発。6回2/3を投げ、2本のHRを含む10安打、1四球、5三振、5失点で今季4敗目（12勝）を喫した。2試合続けての中4日での先発だった。
6回、ニック・スウィシャーに7号2ランを打たれて逆転を許すと、続く7回には、またもブラントリーに14号ソロを浴びてメジャー自己ワーストとなる5点目を献上した。
２試合連続でクォリティースタート（ＱＳ＝投球回６以上で自責点３以内）もクリアできなかった。田中が崩れたヤンキースは3対5で敗戦している。
長期の故障にならないことを祈りたい。
