山本由伸のドジャース入団会見がドジャー・スタジアムで行われたが、ここではクリスマス・ホリデー前後の小さな移籍・契約情報を紹介したい。
MLB移籍情報
ホワイトソックスは、今オフにトレードでマックス・スタッシ捕手を獲得しているが、控え捕手としてアストロズからFAとなっていたマーティン・マルドナードと2025年の契約オプションが付属した1年契約を結ぶことで合意した。
契約金額は1年400万ドルで、来季は正捕手スタッシ、控え捕手マルドナードの体制になることが予想される。
ホワイトソックスはヤスマニ・グランダルがFAとなり、正捕手候補の獲得が急務となり、エンゼルスからブレーブスへ放出されていたスタッシを獲得。
スタッシはエンゼルスからブレーブスへトレードされた翌日にホワイトソックスにトレードされていた。
ホワイトソックスはメジャー2年目25歳のコリー・リー（チーム内プロスペクト・ランキング4位）や若手の正捕手候補が数人いるが、メジャーキャリア豊富な2人の捕手をロースターに追加した。
MLB公式サイトが「2023-24 free agents, position by position」というタイトルでデータサイト「FanGraphs」のWARによる2023年から2024年オフのフリーエージェント（FA)選手たちのポジション別ランキングを公開している。
それによれば捕手のWARランキングは下記のようになるがゲイリー・サンチェスを除くミッチ・ガーバーやビクター・カラティニ、トム・マーフィーらは移籍先が決まった。
ポジション別FA選手ランキング
※ R/氏名/（年齢／fWAR）
①ゲイリー・サンチェス（31／WAR＋3.0）
②ミッチ・ガーバー （33／＋2.4）
③ビクター・カラティニ （30／＋2.3）
④トム・マーフィー （33／＋1.3）
⑤ロベルト・ペレス（35／＋0.5）
他には、オースティン・ヘッジス （31歳 WAR＋0.3）、カート・カサリ （35歳, WAR＋0.2）、マイク・ズニーノ (33歳,WAR －0.2)らで、ベテランでは、ヤスマニ・グランダル（35歳、WAR－0.5）らがいる。
マーティン・マルドナード（37歳、WAR－0.7）は、来年8月に38歳。来季は1年間故障や家族の事情でブランクのあるスタッシをアシストしながら控え捕手になることが考えられる。
