俺たちのエースはコイツだ!
50年ぶりに全チームが3月29日に開幕戦を行うことになったメジャーリーグ。寒い冬が終わって日本では桜の季節に待ちに待った2018年シーズンが始まる。ここではそんな「Opening Day」に思いを馳せながら紹介していきたい。
数日後に迫ったバッテリー組のキャンプインを前にMLB公式サイトが名誉ある「Opening Day」のスターター(先発投手)を早くも予想している。 それを参考にしながら現時点での「チーム別の開幕投手」を紹介したい。
あくまでも個人的見解だが、カブスからFAのジェイク・アリエッタが今後、どのチームと契約するかによっても多少変わってくるだろう。故障等がきっかけで、電撃的なトレードによるサプライズも考えられる。
Dodgers: Clayton Kershaw
ドジャースの絶対的エース左腕クレイトン・カーショーは当確だろう。8年連続になる。これは、マリナーズのフェリックス・ヘルナンデスの9年連続にに次いで2番目の最長記録になる。
その最長記録のヘルナンデスは、今季は若手のジェームス・パクストンと争うと予想されている。
カーショー以外で「No doubt about it」(間違いない)と確実視されているのは下記の投手たち。
Cardinals: Carlos Martinez
マルティネスは昨年、アダム・ウェインライトからバトンを受け継いだ。2回目のオールスター選出とキャリア初の200イニングも達成した。
Rockies: Jon Gray
ジョン・グレイは2年連続だが、これは、ロッキーズでは2002年以来、グレイで2回目らしい。ロッキーズは、コロラドのマイルハイ(高地)に球場があるため伝統的に打高投低で、移籍を嫌がる投手も多い。エースが育ちにくい環境でもある。昨年も防御率4点以下はグレイだけだった。
Giants: Madison Bumgarner
D-backs: Zack Greinke
Indians: Corey Kluber
Braves: Julio Teheran
Red Sox: Chris Sale
上の5人は、球界を代表するエースたちだからアクシデントがなければ間違いないだろう。
レッドソックスは、高給取りのデビット・プライスや2017年に開幕のマウンドを託されたリック・ポーセロあたりが、もう少し元気だったら三つ巴で面白くなっていた。
次に開幕投手として有力なのは下記の9人。カブスは、ダルビッシュに期待したいが、キャリア的には左腕ジョン・レスターが1番手、次に右のダルビッシュ、左のホゼ・キンターナというローテが予想される。
Blue Jays: Marcus Stroman
White Sox: James Shields
Brewers: Chase Anderson
Rangers: Cole Hamels
Cubs: Jon Lester
Padres: Clayton Richard
Phillies: Aaron Nola
Rangers: Cole Hamels
Royals: Danny Duffy
Tigers: Michael Fulmer
これを見ると、それぞれのチームのファンの方には失礼かもしれないが、開幕投手といっても戦力差は、かなりある。
次は、判定が別れた「Split decision」という予想のチームと投手たちを紹介したい。そっちの方が面白い。
◇記事参考
https://www.mlb.com/news/predicting-all-30-mlb-opening-day-starters/c-266347716