レッドソックスがヒートアップしたシーズン終盤の勝負どころで2カード続けて4連戦スイープ。驚異の8連勝で、地区優勝をほぼ手中にした。
上原浩治は、この日も敵地カムデンヤードのマウンドに2番手で登板し、1回を無安打無失点、1死球の快投で今季15ホールド目を挙げた。DLから復帰後は、8試合連続無失点で存在感をアピールしている。
レッドソックスは打線が相手先発のティルマンを2回で引きずり降ろすと好調のラミレスが先制タイムリーと7回にダメ押しの29号ソロ。昨夜も活躍の9番ベニンテンディが5回に決勝タイムリー。
投げては先発左腕プライスが同点3ランを浴びたものの7回を6安打、3失点の粘投で17勝目(8敗)。上原のあとの9回をキンブレルが締めて5対3で勝った。投打がかみ合った勝利だった。
地区首位のレッドソックスは、優勝へのマジックを「5」とした。2位のブルージェイズ次第だが、早ければ25日のレイズ戦の第3戦。そのあとの27日からのヤンキーズ戦3連戦で地区優勝が決まる。
オリオールズはこの4連敗で4連勝のタイガースと代わってワイルド―カード圏外へ後退した。