2026年1月のMLBオフシーズンは、中堅選手の移籍や年俸調停の仲裁を回避する契約合意が活発化している。現地1月9日から10日にかけて米メディアで報じられた主な移籍・契約ニュースを紹介したい。
MLB移籍情報
投手市場の動き:中堅右腕の契約合意が相次ぐ
現地1月9日、カブスはマーリンズからトレードで獲得したばかりのエドワード・カブレラと、1年445万ドルで合意した。27歳の剛腕は昨季、キャリアハイの137.2イニングを投げ防御率3.53をマーク。カブス先発陣の柱としての期待がかかる。また、カブスは左腕のジャスティン・スティールとも677万5000ドルで合意し、主力の流出を阻止した。
救援陣では、カージナルスがベテラン右腕のライン・スタネックと1年350万ドルの契約を締結。昨季、メッツとロイヤルズで計46試合に登板した経験値が、再建を図るカージナルスのブルペンに安定感をもたらすはずだ。
ブレーブスはロッキーズからFAとなっていたタイラー・キンリーを獲得。一方、パドレスは右腕のジェイソン・アダムと667万5000ドルで合意し、年俸仲裁を回避している。

野手市場とトレード:ダイヤモンドバックスが動く
野手では、ダイヤモンドバックスとロッキーズの間でトレードが成立した。
ダイヤモンドバックスは外野の層を整理すべく、俊足のジェイク・マッカーシーを放出。見返りとしてロッキーズから右腕のジョシュ・グロスを獲得した。マッカーシーは昨季、限られた出場機会で存在感を示しており、新天地でのレギュラー定着が期待される。
また、ドジャースはタイガースからFAのアンディ・イバニェスと1年契約を締結した。内野の複数ポジションを守れるユーティリティ性は、常勝軍団のベンチ層をさらに厚くするだろう。
▽主要な契約・移籍まとめ(1月9日~10日)
| 日付 | 選手名 | 守備 | 移籍先 / 契約状況 | 契約内容 / 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1月9日 | ライン・スタネック | 救援投手 | カージナルス | 1年350万ドル (FA) |
| 1月9日 | アンディ・イバニェス | 内野手 | ドジャース | 1年契約 (FA) |
| 1月9日 | エドワード・カブレラ | 先発投手 | カブス | 1年445万ドル (仲裁回避) |
| 1月10日 | ジェイク・マッカーシー | 外野手 | ロッキーズ | トレード (ARIより移籍) |
| 1月10日 | ジョシュ・グロス | 右投手 | ダイヤモンドバックス | トレード (COLより移籍) |
| 1月10日 | タイラー・キンリー | 救援投手 | ブレーブス | 1年契約 (FA) |