MLB契約情報 年俸調停

⚾ ドジャース⇒ドジャースとグラテロルは 年俸調停を回避
7日(日本時間8日)、MLB Trade Rumors によれば、ロサンゼルス・ドジャースは2026年の年俸調停を前に、救援右腕ブルスダー・グラテロルと1年280万ドル(約4億4000万円)で契約合意し、聴聞会を回避した。
2023年シーズンにセットアッパーとしてチーム最多ホールドを記録したグラテロルだが、年俸はまだ“成長途上”の水準にとどまっている。
地元メディア『Dodgers Nation』も伝えているが、ベネズエラ出身の27歳グラテロルは、2014年にミネソタ・ツインズと契約してプロ入りし、2019年にメジャーデビューを果たした。
2020年2月、前田健太がツインズへトレード移籍する際の交換要員のひとりとして、ドジャースへ加入した。
BREAKING: The Dodgers and Brusdar Graterol have agreed on a $2.8 million salary for the 2026 season to avoid arbitration 🚨
— Dodgers Nation (@DodgersNation) January 7, 2026
BAZOOKA READY! pic.twitter.com/O85V0vMw1B
グラテロルは2024年に負った肩の関節唇損傷により、作シーズンを全休した。完全復活が待たれるグラテロルの直近のフル稼働は2023年シーズンで、68試合に登板し、67.1イニングを投げて防御率1.20を記録という抜群の安定感を誇った。
ブルペンの再編が続くドジャースの中で、健康さえ戻れば再び勝ちパターンの一角を担うことが期待されるセットアッパー候補の一人だ。
ドジャースはこのほかにも、8日(同9日)の期限までに今季の年俸合意が必要な選手が3人おり、救援左腕アンソニー・バンダ(年俸調停2年目)、外野手アレックス・コール(同1年目)、救援右腕ブロック・スチュワート(同2年目)が対象となっている。
⚾ 年俸調停制度とは
MLBの年俸調停制度は、FA(フリーエージェント)になる前の選手が翌年の年俸を決めるための仕組みで、主にメジャー在籍3年以上6年未満の選手が対象となる。
選手と球団はオフに互いの希望額を提出し、交渉で合意すれば「調停回避」となる。合意に至らない場合は調停委員会で聴聞会が開かれ、委員会は選手側か球団側のどちらか一方の金額を丸ごと採用する。
中間案は認められないため、双方に現実的な提示を促す制度となっている。
また、在籍2年以上3年未満でも上位22%のサービス日数を持つ選手は「スーパー2」として早期に調停資格を得る。聴聞会では球団が選手の弱点を指摘するため関係悪化のリスクがあり、多くのケースで事前合意による調停回避が選ばれている。