MLBトレード情報
カブスとマーリンズの間で、剛腕右腕エドワード・カブレラの移籍が合意に達した。複数の関係者が7日(日本時間8日)に明らかにし、両球団も正式に発表している。
It’s official, Chicago.
— Chicago Cubs (@Cubs) January 7, 2026
Welcome, Edward Cabrera! pic.twitter.com/TijzEdlvK9
カブスはこのオフ、最優先事項であった先発ローテーションの再構築に向け、大きな一手を打った。昨夏のトレード期限前にも獲得に動いていたマーリンズの剛腕、エドワード・カブレラをトレードで獲得。長らく熱視線を送ってきた右腕の獲得は、チームにとって念願の補強となった。
ブレークを果たした「剛腕」のポテンシャル
カブレラは昨季、マーリンズで26試合に先発し、防御率3.53、137.2イニングを投げて150奪三振とキャリア最高の数字をマークした。
球威
平均96.8マイル(約156キロ)のシンカーと、94.2マイル(約152キロ)の高速チェンジアップが武器。
制球の改善
通算11.7%だった与四球率を、昨季は8.3%まで改善させ、制球力の進化を証明した。
安定感
5月から8月にかけては防御率2.22を記録。これはサイ・ヤング賞争いをしたポール・スキーンズらに次ぐリーグ3位の好成績だった。
右肘の捻挫などで離脱する場面もあったが、9月下旬に復帰。最終登板ではメッツを相手に5回無失点の快投を見せ、実力が健在であることを示した。

トレードの概要(3対1の交換)
カブスは即戦力の右腕を手に入れるため、傘下1位のトッププロスペクトを含む若手有望株3名を放出した。
| 選手名 | 役割 / ポジション | 特徴 |
|---|---|---|
| エドワード・カブレラ | 獲得 右投・先発投手 | 昨季防御率3.53。150キロ超の高速チェンジアップが武器。2028年まで保有可能。 |
| オーウェン・ケイシー | 放出 外野手 | カブス傘下1位、全体47位のトッププロスペクト。昨季3Aで22本塁打。 |
| クリスティアン・ヘルナンデス | 放出 内野手 | 高い身体能力を持つ遊撃手候補。昨季は1A+で53盗塁を記録したスピードスター。 |
| エドガルド・デ・レオン | 放出 内野手 | 18歳の超新星。1B/3Bを守り、ルーキーリーグで高いOPSを記録したパワーの原石。 |
カブスの補強戦略とローテーションの展望
今オフ、FA市場ではディラン・シース(ブルージェイズ)や今井達也(アストロズ)ら有力投手が次々と契約を締結。カブスは市場が高騰するFAではなく、保有権を2028年まで保持できるカブレラをトレードで獲得する道を選んだ。
これにより、カブスの先発陣は厚みを増す。
- ケイド・ホートン(新人王投票2位)
- 今永昇太(クオリファイング・オファーを受諾し残留)
- エドワード・カブレラ
- マシュー・ボイド
- ジェイムソン・タイヨン
強打者獲得への布石
カブレラは年俸調停1年目で、今季の年俸は370万ドル前後と予想される。FA選手に比べて大幅にコストを抑えられたことで、チームは野手の補強に資金を回すことが可能になった。
現在、三塁手のアレックス・ブレグマンや内野手ボー・ビシェットの獲得に向けた動きが噂されており、カブレラの加入はさらなる大型補強の号砲となるかもしれない。