タッカーやブレグマンなど大物FA選手たちは未だに決まっていないが、クリスマスホリデーを前にMLBストーブリーグで小さな動きが続いている。
MLB移籍情報 現地23日
23日(日本時間24日)は、パイレーツがライアン・オハーンと、カブスがジェイコブ・ウェブと、そしてホワイトソックスがショーン・ニューカムと、それぞれ契約に合意した。
パイレーツがオハーンを2年2900万ドルで獲得
ピッツバーグ・パイレーツは、FA市場の目玉の一人だったライアン・オハーン内野手と2年2900万ドルで契約合意に至った。これはパイレーツがFA野手に提示した金額としては球団史上最高額だ。複数年契約でのFA獲得は、2016年のイバン・ノバ以来となる。
32歳のオハーンは、2025年にオリオールズとパドレスで544打席に立ち、打率.281、17本塁打、OPS.803とキャリア最高の成績をマーク。
特筆すべきは左打者ながら対左投手にも強い点と、高い四球率や打球角度を誇るアプローチの質の高さだ。
Pirates, 1B Ryan O'Hearn reportedly agree to 2-year deal, per multiple reports including MLB's @Feinsand. pic.twitter.com/7sBus7ixQK
— MLB (@MLB) December 23, 2025
守備面でも一塁手としてOAA 6(平均的な野手より6個多くのアウトを奪った指標)を記録するなど、攻守で高い貢献が期待される。ブランドン・ロウに続くオールスター経験者の補強により、昨季メジャー最下位に沈んだ攻撃陣の刷新が急速に進んでいる。
シカゴ勢の救援補強:カブスとホワイトソックス
シカゴの2球団も、ブルペン強化のために重要な契約を結んだ。
カブスが右腕ウェブと合意
シカゴ・カブスは、レンジャーズからFAとなっていた救援右腕ジェイコブ・ウェブと1年150万ドルで合意した。この契約には2027年の球団オプション(250万ドル)が付帯しており、最大で2年間の保有が可能だ。
32歳のウェブは今季レンジャーズで55試合に登板し、5勝4敗、防御率3.00の安定した成績を残した。通算防御率2.99を誇る実力派であり、カブスのプレーオフ進出に向けたブルペン再建の鍵となる。
ホワイトソックスは左腕ニューカムを獲得
一方、シカゴ・ホワイトソックスは救援左腕ショーン・ニューカムと1年450万ドルで合意した。ニューカムは今季、レッドソックスとアスレチックスで計48試合(5先発含む)に登板し、防御率2.73を記録。特にアスレチックス移籍後は1点台の防御率をマークするなど、32歳にして本来のポテンシャルを開花させつつある。
White Sox, LHP Sean Newcomb agree to 1-year deal. pic.twitter.com/1IoPHnJcsW
— MLB (@MLB) December 23, 2025