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マリナーズとジャイアンツ、ドノバン争奪戦の最前線へ

MLB移籍情報  

 

MLB移籍市場で注目を集めるのが、カージナルスの万能内野手ブレンダン・ドノバンだ。『The Athletic』のケイティ・ウー記者によれば、シアトル・マリナーズサンフランシスコ・ジャイアンツがこの、この争奪戦の最有力候補に浮上しているという。

 

両球団は並行してダイヤモンドバックスのケテル・マルテとも交渉を進めており、二塁強化を軸に積極的な動きを見せている。

 

カージナルスの要求と有望株の名前

 

カージナルスは複数のトッププロスペクトを見返りに求めている。マリナーズとの交渉では、MLBパイプラインの二刀流球団プロスペクトランキング7位の両手投げ投手ジュランジェロ・シンチェと同3位の外野手ラザロ・モンテスの名前が挙がった。

 

シンチェは左右両腕で投げ分ける希少な投手で、右腕では最速90マイル後半を記録。2025年のダブルAでは防御率2.67と好成績を残した。一方、モンテスはトップ100に入る有望株だが、ダブルA昇格後は打率.213と苦戦している。

 

ジャイアンツとの交渉では、2025年ドラフト1巡目指名の内野手ギャビン・キレンと、すでにメジャーデビューを果たした同7位の左腕カーソン・ウィゼンハントが候補に。

 

キレンは大学時代に高打率を誇ったが、プロ入り後は結果を残せていない。ウィゼンハントはトリプルAで防御率4.41とまずまずの数字を残し、チェンジアップを武器に先発ローテの中盤を埋める存在と見られている。

 

 

マリナーズの積極姿勢

 

マリナーズはこれまでホルヘ・ポランコとの再契約を狙っていたが、彼がメッツと契約したことで方針転換。

 

ドノバンやマルテへの関心を強め、二塁の空白を埋めるために積極的な交渉を進めている。ポランコを逃したことで、シアトルがより攻めの姿勢を見せる可能性は高い。

 

 

ジャイアンツの広範な選択肢

 

一方のジャイアンツは「全ての選択肢を探っている」と報じられており、ケーシー・シュミットやタイラー・フィッツジェラルドに代わる二塁手を模索中だ。マルテに加え、ブランドン・ラウやカブスのニコ・ホーナーへの問い合わせも存在。

 

さらに、FA市場ではアレックス・ブレグマンやキム・ハソン、ボー・ビシェットといった選手が二塁起用の可能性を持つ。直接的な結びつきはないものの、幅広い補強候補を視野に入れている。

 

 

今後の展望

 

ドノバンは今冬、半数以上の球団が関心を示す移籍市場の人気銘柄であり、マリナーズジャイアンツが「本命」とされたのは大きな変化だ。両球団の交渉は今後さらに具体化する可能性が高く、特にマリナーズは即戦力獲得に動く姿勢が強い。二塁手市場が限られる中、ドノバンの去就は今オフ最大の注目ポイントの一つでもある。

 

 

 

 

▽記事参考

 

www.mlb.com