アトランタ・ブレーブスは、FA市場で注目されていた救援右腕、ロベルト・スアレス投手と3年総額4500万ドルの契約に合意したことを発表した。
MLB契約情報 スアレスがブレーブスへ
Welcome to Atlanta, Robert! pic.twitter.com/sVfjRYzuHl
— Atlanta Braves (@Braves) December 11, 2025
盟主ブレーブスが投じた遅咲きの守護神への「破格」の契約
MLB.comなどが速報したこのニュースは、今季大きく勝率を落とし、「強豪から一歩後退」した印象のブレーブスにとって、今オフ最大の補強として注目される。
スアレスは、ベネズエラ出身の34歳。2016年から19年までNPBのソフトバンク、20年と21年は阪神で活躍し、阪神時代には2年連続で最多セーブを記録。
2022年にMLBデビューすると、パドレスで4年間プレーし、今季はナショナル・リーグ最多の40セーブを挙げ、「セーブ王」に輝いた遅咲きの守護神だ。
メジャーでキャリア通算4シーズンながら、77セーブ、防御率2.91という圧倒的な実績を残し、2度のオールスター選出を果たした。

スアレスの新契約では、2026年に年俸1300万ドル(約20億1500万円)、2027年と2028年にはそれぞれ1600万ドル(約24億8000万円)を受け取ることになっている。
米メディアも驚く「年齢の壁」を破った大型契約
今回の契約について、アメリカのメディアは「リリーバーとしては破格」だと評価している。特に、来年3月には35歳を迎える救援投手に対して、3年という長期契約、かつ年間平均1500万ドルの高額サラリーを提示したブレーブスの本気度を指摘。
MLB Trade Rumorsなどのサイトが、近年35歳以上のリリーフが3年以上の保証を得た例は非常に少ないと報じ、スアレスの市場価値の高さと、ブレーブスが彼の安定感をどれほど評価しているかが浮き彫りになった。
ブレーブスでの役割に関して、ESPNは「守護神ライセル・イグレシアス(前年契約)を支えるセットアッパー起用が濃厚だ」と伝えている。
しかし、スアレス自身もクローザー経験が豊富であるため、メジャー最強クラスの「ダブル守護神」体制が誕生することとなり、ブルペンの最終盤は他球団にとって脅威になるだろう。
スアレスは新天地決定の理由について、チームメイトとなるロナルド・アクーニャJr.やジュリクソン・プロファーらからの情報をもとに、「このクラブハウス、組織、そして選手への接し方について、非常に良いことばかりを聞いた」とコメント。
「チームの勝利ために全力を尽くす」と、ポジションにとらわれず貢献する姿勢を見せており、その加入はブレーブスの救援陣を強化し、勝利への確かな自信をもたらすだろう。
個人的な意見だが、ドジャースが契約を結んだエドウィン・ディアスは3年総額6900万ドル。どちらが「お得」だったのか、注目していきたい。