MLB メジャーリーグ物語

海を渡ったサムライ・メジャーリーガーたち

緊張感とドラマが詰まった地区シリーズGAME1結果

 

2025年のMLBポストシーズンは、熱戦続きのワイルドカード・シリーズを経て、ディビジョン・シリーズ(地区シリーズ)がいよいよ本格化。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本選手3人がロースター入りしているドジャースが、初戦でフィリーズを5対3で下した一方、残る3カードも見逃せない展開となっている。

 

 

MLB2025 地区シリーズGAME1

 



ナ・リーグブリュワーズ vs. カブス

 

中地区のライバル対決となったこのシリーズは、ポストシーズンでは初の対戦となった。第1戦では、ブリュワーズがホームのアメリカンファミリー・フィールドで圧倒的な攻撃力を発揮し初回に6点を奪う猛攻で9対3の快勝を収めた。

 

 

 

 

ウィリアム・コントレラスブライス・トゥランらが打線を引っ張り、カブスの先発マシュー・ボイドを攻略。カブス鈴木誠也ら主力選手の奮起が求められる状況だ。

 

 

ア・リーグブルージェイズ vs. ヤンキース

 

ア・リーグ東地区の宿敵同士が激突。ロジャース・センターで行われた第1戦は、ブルージェイズが10対1で快勝。

 

主軸のブラディミール・ゲレーロJr.ポストシーズン本塁打を放ち、チームを勢いづけた。先発ケビン・ゴーズマンの力投も光り、ヤンキース打線を封じ込めた。

 

ヤンキースは2番アーロン・ジャッジや5番ジャンカルロ・スタントンらスラッガーたちが沈黙すれば、ヤンキースの破壊力は半減する。第2戦以降、ヤンキー・スタジアムでの戦いがシリーズの流れを左右するか注目だ。

 

 

ア・リーグマリナーズ vs. タイガース

 

第1戦は延長11回の末、タイガースが3対2で勝利。2番ケリー・カーペンターの2ラン本塁打が試合を動かした。

 

西地区王者マリナーズは3番フリオ・ロドリゲスの一発で応戦したが、あと一歩及ばず。シーズン60本塁打の2番カル・ローリーも3安打したが、自慢の長打は出なかった。

 

両軍ともに投手陣が安定しており、ロースコアの接戦が続く可能性が高い。シリーズの行方は、守備と走塁の細かなプレーにかかっている。

 

 

 

 

どのカードも短期決戦ならではの緊張感とドラマが詰まっていて、小さなミスが勝負に直結し、野球ファンにはたまらない展開が続く...