好調メッツは先発ローテーションを支えている千賀滉大の先発で8連勝を狙ったが、ブルペン陣が崩れて最終回に逆転サヨナラ負けで連勝記録は7でストップした。千賀の連続無失点イニングは20.1イニングで止まったが、ナショナルズ相手に6イニング失点2の好投を続けている。
MLB2025 GAMEDAY

ナショナルズ・パークで開催されたナショナルズ対メッツの同地区対決4連戦GAME1は、メッツが千賀、ナショナルズがジェイク・アービンの両先発が好投。
ナショナルズは千賀対策でスイッチヒッターを含めて左打者を7人並べたラインナップ。
千賀は、3登板連続で無失点(18.2イニング)を続けていたが、2回二死から通常であれば単打かという打球を2塁に進塁を許す味方の拙い守備でピンチを背負い8番打者にもレフト・センター間にポトリと落ちる不運なヒットで4試合ぶり20.1イニングで無失点イニングは止まった。
The final line for Kodai Senga tonight in DC. pic.twitter.com/5KKGrwOeQT
— SNY Mets (@SNY_Mets) April 26, 2025
3回も先頭の9番ジェイコブ・ヤングに安打を許すと、1番C.J.エイブラムスにタイムリー三塁打を浴びて2失点目。ただ、ここで崩れることなく無死3塁のピンチは2三振を奪って切り抜けた。
結局、今季5試合目の登板は6イニング96球で被安打6の2失点、奪三振5の与四球2だった。これで今季は28.2イニングで防御率は0.79から1.26になった。WHIP1.047、K/BBは2.78、K/9は2.8、奪三振は25で奪三振率7.85。
千賀の好投は光ったが、メッツ打線はジェイク・アービンに7.1イニングで5安打無失点と抑えられた。
メッツは8回表に一挙4点を返して一時は逆点に成功したが、ナショナルズが最終回に同点に追いつき、二死1塁から2番ジェームズ・ウッドがセンター前にタイムリーを放つと、フルカウントでスタートを切っていた一塁走者エイブラムスが一気に本塁を陥れ、逆転サヨナラで同地区対決の意地を見せた。
エイブラムスの走塁も良かったが、メッツは終盤に一度は逆転していただけに残念な結末になった。ただ、これでもメッツは18勝8敗の勝率.692というMLB最高勝率で、もちろん東地区1位をキープしている。
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メッツは先発陣が防御率30チーム中1位、ブルペンが4位でチーム防御率がMLB総合トップ。それは、1点台の防御率を誇る千賀の活躍を抜きにしては考えられないことだ。