MLB メジャーリーグ物語

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カブスが連夜の逆転劇!「東京シリーズ」のリベンジ

 

カブスが3月に東京で開催した「東京シリーズ」のリベンジを果たした。リグレーフィールドに舞台を移したドジャース戦の2連戦に連勝。これで今季のドジャース戦を4連勝。大谷翔平は1安打、鈴木誠也は欠場した。

 

 

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カブスドジャースはディビジョンが違うため今季は7試合しかないが、この日は同カードの最終戦で、今季の対戦成績はカブスの4勝3敗となった。

 

ドジャースは主力投手に故障者が多く、正捕手のウィル・スミスも手首の故障で欠場。早くも野戦病院化している。

 

このため昨年何度も使ったブルペンデーで臨んだが、3番手のノア・デービスと4番手ジャック・ドレーヤーが7失点で逆転を許した。

 

打線もテオスカー・ヘルナンデスの6号2ランで一時は勝ち越しに成功。6回にはアンディ・パヘスの4号ソロで1点差に詰め寄ったが、反撃はそこまでで、カブスブルペン陣を打ち崩すことができずに6対7で連敗した。

 

カブスは7番センターのピート・クロウ=アームストロング(PCA)が逆転の3ラン含む4打数3安打4打点と2盗塁(今季10)の活躍で勝利に大きく貢献している。現在の打率は.294、OPS.888の最強7番かもしれない。

 

大谷は「1番・指名打者」でフル出場し、長女誕生後の初安打を記録したが、現地11日以来の再戦となった左腕ボイドに3打数1安打。

 

1点ビハインドの6回表、二死2・3塁のチャンスで第4打席を迎えたが、カウント1-1から内角高めボールゾーンのフォーシームで遊飛に打ち取られた。

 

この試合の大谷は5打数1安打という内容で“父親リスト”から復帰して初安打をマークものの、タイムリーはなく、今季の打撃成績は打率.261、6本塁打OPS.847となっている。

 

地区首位対決だったが、カブスは連続逆転ゲームで15勝10敗で地区首位をキープ。チーム打率でリーグ3位、本塁打数で同2位の打線が好調だ。