メッツの千賀滉大は13イニング無失点を続けているが、日本時間20日のカージナルス戦でも5.2イニングを無失点の好投で今季3勝目をマーク。防御率も1点台を切る0.79まで改善している。
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千賀は今季4度目の先発。前回登板では7イニング無失点の快投だったが、今回は6回途中で降板。5.2イニング、22人の打者に対して被安打3、与四死球3、奪三振4。
89球でストライク58。最速は97.4マイル(156.7キロ)だった。
メッツは、後続のブルペン投手が無失点リレーで3対0で完封勝ち。2連勝で首位をキープしている。
これで18.2イニング無失点。ここまで4先発で計22.2イニング防御率は脅威の0.79となり、ドジャース山本由伸の同0.93を抜いてナ・リーグ1位。
【 #メッツ 】#千賀滉大 今季3勝目おめでとう🎉
— MLB Japan (@MLBJapan) April 20, 2025
6回途中無失点4奪三振の好投で防御率0.79となり、山本(0.93)を抜いてリーグ1位に浮上。勝利数は千賀&山本が並んでリーグ1位タイとなっています👏#日本人選手情報https://t.co/KIwjs93jL8 pic.twitter.com/aeSFrV9ZPj
メッツのメンドーサ監督も「彼はケガなく、調子が良ければベスト・オブ・ベストの投手だ」と、ここまでの好投を高く評価した。
2回一死2・3塁、5回無死三塁のピンチはいずれも無失点で切り抜けた。「いいところで守備が守ってくれた」とバックに感謝した。
千賀は試合後のインタビューで「たくさん投げていく中で自分の感覚との違いも学習できると思う。とにかくケガなく投げることが今は一番大事」とコメントしている。
昨年は、故障でほとんど戦力にならなかっただけに、今季は正念場。1年を通して先発ローテーションを支えることが大事だろう。