カブスの鈴木誠也が日本時間3月31日、敵地でのダイヤモンドバックス戦で待望の今季第1号ホームランを放った。
MLB2025 GAMEDAY
カブスは先発のマシュー・ボイドが5イニング無失点の好投。2回表にダンズビー・スワンソンの1号ソロで先制し、6回には鈴木の1号2ランで3対0と有利に試合を進めていたが、終盤に信じられない展開が待っていた。
鈴木の嬉しい今季1号アーチとともにカブスの勝利を紹介したかったが、カブスは8回裏に大量8失点。ブルペンが崩壊して6対10で逆転負けした。
8回表に新加入のカイル・タッカーが2試合連発の2号3ランで6対2とリードを広げて勝負あったかに思われたが、カブス4番手のイーライ・モーガンは二死しか取れず大誤算。6安打6失点と打ち込まれ、試合をぶち壊した。これでダイヤモンドバックス戦を2勝2敗で終えた。
鈴木誠也、待望の今季1号アーチ
鈴木は、「2番DH」で出場し、1対0の6回無死一塁の第3打席で、通算85勝の左腕ロドリゲスに対し、1ボール2ストライクからの4球目、外角低めチェンジアップを右中間スタンドへ運ぶ飛距離128メートルの1号アーチだった。完ぺきな当たりのように見えた。
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— Chicago Cubs (@Cubs) March 30, 2025
第1打席もチェンジアップをとらえセンター前ヒットを記録。この日は、1本塁打を含む4打数2安打、2打点。2試合ぶりの安打で今季初のマルチ安打と打点を記録した。
クレイグ・カウンセル監督も「セイヤが、シーズンに入り調子を上げてきたのはよかった。今日はバットがよく振れていたし、いい打席が続いた。ここからさらに上げてくれれば」とコメントを残した。
開幕から主軸が入る2番や3番を任せれている鈴木。その起用に何とか答えて欲しい気がする。
パドレス4連勝
パドレスが強豪ブレーブスとの4連戦を4連勝スイープした。しかも2戦連続の完封勝利。ドジャースを追いかける立場のパドレスだが、昨日の先発ランディ・バスケスの6イニング無失点に続いてこの日も先発のニック・ピベッタが、7イニング無失点で被安打1という快投。
投手陣の踏ん張りで見事にブレースをスイープ。打線に元気のないブレーブスは、次節はドジャースと対戦。ドジャースはタイラー・グラスノー、ブレーブスはグラント・ホームズ。元ドジャースの2014年ドラフト1巡指名(全体22位)投手。昨季はブレーブスで26試合に登板。防御率3.56、FIP 3.20、K/9=9.22、BB/9=1.98、HR/9=0.92。
ドジャースタジアムにブレーブスの一員として凱旋登板で、強力打線相手にどんなピッチングを見せるのか、これはこれで楽しみだ。なお、ドジャースが勝てば1981年以来の開幕6連勝になる。
