2024年の最後の数か月で輝きを放ったユーティリティーのトミー・エドマンが日本時間11月30日、ドジャースとの契約延長に合意したことを複数のメディアが伝えている。
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契約関係に詳しい米データサイト「コッツ・ベースボールコントラクツ」によると、契約延長前のエドマンは、カージナルスと来季まで2年1650万ドルの契約が残り、来季年俸は950万ドルとなっていたが、このオフにドジャースは契約延長の下交渉を行っていたという。
エドマンとドジャースの契約延長は2029年シーズンまでで5年総額7400万ドル。6年目の2030年は球団オプション。契約金は1700万ドル。この契約には後払いも含まれるという。
Dodgers, UTIL Tommy Edman reportedly agree to five-year extension with a sixth-year club option, per multiple reports including https://t.co/Z3s2EpgF39's @juanctoribio. pic.twitter.com/466nyPr5FC
— MLB (@MLB) November 29, 2024
2024年シーズンの最後の数か月で、エドマンはドジャースのワールドシリーズ制覇に欠かせない存在として急速に定着した。
夏の3球団が絡むトレードでカージナルスからドジャースへ移籍したエドマンは、以前からドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長が獲得を狙っていた存在だった。
前半戦を負傷で欠場し、移籍時は1試合も出場していなかったが、負傷者リストから復帰後は37試合に出場して打率.237、6本塁打、20打点、6盗塁、OPS.711。
その存在感を見せつけたのは、パドレスとのリーグ・チャンピオンシップだった。
このシリーズでエドマンは、6試合で打率.407、1本塁打、11打点、OPS1.023と打ちまくってMVPに輝き、ワールドシリーズ進出に大きく貢献。ワールドシリーズでも5試合で打率.294、1本塁打、1打点、OPS.988と存在感を示した。
ポストシーズンではトータルで16試合に出場し、打率.328、2本塁打、13打点、5盗塁、OPS.862の好成績をマークし、短期決戦での勝負強さをアピールした。
下記はドジャースの大型契約の簡単な一覧。
【ドジャース、大型契約一覧】
▼フリーマン(35歳) 2022年〜27年
6年総額1億6200万ドル(AAV2700万ドル)
▼グラスノー(31歳)2024年〜28 年
5年総額1億3650万ドル (AAV3000万ドル)
▼スネル(31歳)2025年〜29年
5年総額1億8200万ドル(AAV3640万ドル)
▼エドマン(29歳)2025年〜29年
5年総額7400万ドル(AAV1440万ドル)
(2030年は球団オプション)
▼ベッツ(32歳)2020年〜32年
12年総額3億6500万ドル(AAV約3042万ドル)
▼大谷翔平(30歳)2024年〜33年
10年総額7億ドル(AAV7000万ドル)
▼ウィル・スミス(29歳)2024年〜33年
10年総額1億4000万ドル(AAV1600万ドル)
▼山本由伸(26歳)2024年〜35年
12年総額3億2500万ドル(AAV約1417万ドル)
※総年俸に続く( )内は2025年のAAV。大谷翔平など多くの選手が後払いを含んでいる。
※なかでも山本由伸は2026年に約1617万ドルに上がり、2027年から約3042万ドルに跳ね上がる。ベッツも2028年には約3542万ドルにアップするスライド方式。逆にウィル・スミス捕手は2028年に1250万ドルにダウンする。
【ドジャース、大型契約一覧】 ・フリーマン(35歳) 22年〜27年 6年1億6200万ドル(243億円) ・グラスノー(31歳)24年〜28 年 5年1億3650万ドル(204億円) ・スネル(31歳)25年〜29年 5年1億8200万ドル(277億円) ・エドマン(29歳)25年〜29年 (30年は球団オプション) 5年7400万ドル(110億円)… https://t.co/zq5EbdzbSP pic.twitter.com/nW2vBkywun
— 【SS】大谷速報&スポーツ速報 (@30R9gmaMUy3guDJ) November 30, 2024