MLB メジャーリーグ物語

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NLCS ドジャース快勝で2勝1敗 大谷ダメ押しの特大3ラン

 

ニューヨークのシティ・フィールドに舞台を移したナ・リーグのチャンピオンシップ(NLCS)のGAME3はドジャースが8対0で快勝した。これで対戦成績はドジャースの2勝1敗になった。

 

 

MLB2024 NLCS

 



7試合制で4勝先勝したチームがワールドシリーズに進出するドジャースとメッツのNLCSは16日、大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。

 

 

試合はメッツがルイス・セベリーノ、ドジャースがウォーカー・ビューラーの両右腕の先発で始まったが、ドジャースは2回にメッツの拙い守備から2点を先制。

 

 

一方のビューラーは4イニング90球を投げて被安打3、与四球2とピンチを背負いながら粘投して無失点に抑えると好調のブルペン陣がメッツ打線を1安打に抑えるほぼ完ぺきな無失点リレー。

 

 

ドジャースは6回、9番のキケ・ヘルナンデス選手が2ラン本塁打をマークして追加点。ヘルナンデスは、ポストシーズンキャリア15本目の本塁打だった。

 

 

ドジャースが4対0とリードを広げ、8回には大谷が第5打席で無死1、2塁とこの試合で初めて得点圏に走者を置いた場面で登場。タイラー・メギル投手の2球目、インコース低めのカットボールを引っ張ってライトスタンドポール際のアッパーデッキに特大3ランを運んだ。

 

 

 

 

打球角度37度、打球速度115.9マイル(186.5キロ)、飛距離410フィート(124.9メートル)の特大のムーンショットだった。プレーオフでのホームランはディビジョン・シリーズのGAME1以来、7試合ぶり、2本目。

 

 

大谷はこれでポストシーズンでは、走者を置いた打席で9打数7安打、得点圏では6打数5安打と勝負強さを発揮している。

 

 

ドジャースは9回にも1点を追加してメッツを8対0で突き放し、対戦成績を2勝1敗とした。明日のGAME4は山本由伸の先発が発表されている。