出場停止は324試合から194試合に大幅軽減も…
メジャーリーグ機構は22日、ドメスティックバイオレンス(DV)規定違反により、出場停止が科せられているドジャースのトレバー・バウアー投手の処分期間を独立した仲裁人によって324試合から194試合に130試合短縮されたと発表しました。
MLB公式サイトによると機構側は「中立的な仲裁人は、利用可能な証拠を徹底的に検証したあと、194試合の出場停止処分を支持しました。我々は、より長い出場停止処分が妥当と考えていますが、中立的な仲裁人による決定に従います」との声明を発表。
この裁定により、バウアーは2022年シーズン中に出場停止となった144試合分は無給で、さらに2023年シーズンの最初の出場停止50試合分(現地時間3月30日~5月23日)も無給になる。
バウアーは194試合の出場停止処分により、3750万ドル分のサラリーを失うことになるという。
ドジャースとバウアーは以前に3年1億200万ドル(AAV3400万ドル)の契約を結んでおり、2023年が契約最終年だった。
Dodgers have until Jan. 6 to decide if they want to keep Bauer, or cut him. Under Major League Rule 2(C). He is reinstated but there is a period of time before he has to go back on the roster.
— Jon Heyman (@JonHeyman) December 23, 2022
MLBネットワークのジョン・ヘイマンによるとメジャー リーグ ルール 2 (C) に基づいてドジャースは 2023年1月6 日までに、バウアーを40人ロースターに復帰させるかカットするかを決定する必要があるという。
「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は、ドジャースはバウアーを40人ロースターに復帰させずに解雇する見込みだという。ただし、それでも残りの年俸の支払い義務は残る。
▼記事一部引用
http://www.mlb.jp/category/news/#52965