MLBオフシーズンの今後の主な日程を簡単にまとめてみた。
MLB移籍情報
MLBオフシーズンの今後の主な日程
(※日付は現地時間)
12月5~8日: MLBウィンターミーティング
今季はサンディエゴでの開催。MLB30球団のGMなど関係者、マイナーリーグ約160球団の代表、約300社ほど関連企業や選手の代理人などが一堂に会する一大ジョブフェア。
この期間中や前後に大小さまざまなトレードやFA契約が行われることが多い。メジャー球団で働きたいデータ分析のアナリストなどが求職活動を展開することもあるらしい。
12月7日: ルール5ドラフト
例年、ウィンターミーティングの最終日に行われる。春のアマチュアドラフトと違い現役選手が対象。
マイナーリーグで埋もれてしまうことを防ぐために考えられた制度で、他のチームに所属している40人枠以外の選手を指名し獲得する。
指名できるのは、18歳以下で入団した選手は在籍5年以上、19歳以上で入団した選手は在籍4年以上。
「メジャーリーグ・フェイズ」と「マイナーリーグ・フェイズ」があり、指名して獲得したチームは、選手をメジャーリーグの25人枠(アクティブ・ロースター)にシーズンを通して登録しておく必要がある。「マイナーリーグ・フェイズ」ではトリプルAの開幕ロースターに登録する必要がある。
また、金銭の授受も発生し、獲得時に相手球団に10万ドルを支払うことなど細かい規定がある。
この制度がメジャーリーグ規約の第5条にて規定されているためこう呼ばれている。
1月13日: 年俸調停のデッドライン
チームと仲裁資格のある選手(サービスタイム6.000以内の選手)が来季の年俸を提出する期限。
1月30日: 仲裁審問開始
公聴会で選手側提示額か球団提示額のどちらかに決まる。通常は公聴会前に両者の話し合いで中間金額で決まることが多い。
2月24日: 2023年スプリングトレーニングゲーム開始
アリゾナ州とフロリダ州の2州に分かれて春季キャンプとリーグ戦を行う。投手と捕手のバッテリー組と野手では始まる日程が1週間ほど違う。メジャーの場合、いきなり試合形式のトレーニングから入るのが特徴的。