ドジャースが初回にムーキー・ベッツの先頭打者本塁打など1試合6本塁打でロイヤルズを一蹴して12連勝を飾った。
MLB2022
LAドジャース 13
KCロイヤルズ 03
@カウフマン・スタジアム
ドジャースが初回にムーキー・ベッツの26号先頭打者アーチなど打者9人の猛攻で5点を先制。2回にもウィル・スミスが17号2ランを放ち、その後も3回にギャビン・ラックスが5号ソロ。4回にはマックス・マンシーが14号2ラン。
9回にも野手登板のニッキー・ロペスからジョーイ・ギャロが14号ソロ、コディ・ベリンジャーが16号ソロと二者連続アーチで2点を追加。打線が6本塁打を含む16安打13得点と爆発した。
4番ウィル・スミス捕手は、この日5打数4安打で三塁打が出ればサイクル安打だった。
ドジャースは連勝を「12」に伸ばし、貯金は今季最多の46になり勝率は7割超えの.705。
A dozen straight for the @Dodgers! pic.twitter.com/FncyFSMMsM
— MLB (@MLB) August 14, 2022
進撃の7月~8月
一時はトップだったア・リーグ東部地区のヤンキースを軽々と抜いて両リーグで勝率トップになった。
ドジャースは7月が21勝5敗、8月がここまで12勝0敗。オールスターブレイク以降では19勝3敗で、僅か3敗しかしていない。
6月最後のロッキーズ3連戦に負け越してからは12カード中、11カードで勝ち越し、またはスイープしている。
豪華打線も額面通りの数字
今季、フレディ・フリーマン一塁手をFAで獲得するなど厚みが増した打線は、本塁打数がMLB全体6位とやや物足りないフラッグディールトレードで長距離砲ジョーイ・ギャロを獲得してさらに破壊力がアップ。MLB30球団でチームOPSが1位、チーム得点1位、打率3位と期待通りの数字をたたき出している。
先発陣もMLB全体1位と好調
4月にダスティン・メイ、6月にウォーカー・ビューラーという若手の主力投手が60日間の負傷者リスト(IL)入りした先発陣だったが、フリオ・ウリアス、トニー・ゴンソリンと今季新加入のタイラー・アンダーソンを中心に持ちこたえている。
クレイトン・カーショーも現地8月5日から10日間のILに入ったが、保険として契約しておいた左腕のアンドリュー・ヒーニーも7先発で防御率1.16とローテのすき間をを埋めるには十分の好成績をマークしているから驚く。
先発投手はチーム防御率でMLB1位、ブルペンが同4位と投打がかみ合っている。
打線といい、投手陣といい、適材適所の補強戦略も実にうまくいっているといえる。
Brooklyn Dodgers vs. Kansas City Monarchs pic.twitter.com/l8TjFVoiVb
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) August 13, 2022