MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

イチローに「1968得点目」のホームベースが球団からプレゼント

 

イチロー伝説

 

イチローに球団から

「1968得点目」のホームベースがプレゼント

 

マーリンズが示したレジェンドへの敬意

これは2015年4月27日に紹介した記事をリライトして再ポストしたものです。

 

前日の4月25日(日本時間26日)、「7番右翼」で出場し、第4打席に右前打で出塁。8番エチェバリア本塁打で生還し、日米通算1968得点となり、前日までに並んでいた王貞治氏の日本記録を更新した。

 

イチローが、「1968得点目」を踏みしめたホームプレートは、前日のナショナルズ戦の後、グラウンド整備係によってマーリンズ・パークから取り外され、イチローに贈呈された。

 

そして、24年目のベテラン選手にとってマイルストーンともいうべきメモリアルなホームベースと証明書の傍でリラックスする写真が、球団の公式ツイッターでファンに報告されました。

 

 

MLB公式サイトでもこのトピックスを伝えている。

 

イチロー・スズキは土曜日に日本の最多得点記録を更新する歴史を打ち立てた。そして、マーリンズはこの出来事を忘れないために、日曜日にベテラン外野手に大事なものをプレゼントした。ホームプレートだ」。

 

球団が将来、MLB野球殿堂入り確実といわれているレジェンドに対して敬意を払った1シーンだ。

 

 

仰木彬監督とイチロー

ふと、思いだした。好きだった仰木彬監督がイチローをデビューさせた時のことだ。

 

イチローは1992年7月11日に一軍デビュー。その年のジュニアオールスターで8回に同点から代打決勝本塁打を放ってMVPと賞金100万円を獲得し、賞金全額を神戸市の養護施設に寄付した。

 

そのことで、それほど知名度のなかったイチローを知った。

 

 「パンチとイチロー」と言って今考えると昭和調のキャッチコピーだが、イチローの才能を世に出したのが仰木さん(故人)だった。

 

パンチとイチロー 

 

イチロー選手を発掘し、デビューさせた仰木彬・元オリックス監督も天国で喜んでいることだろう。

 

イチローのデビューから30年の歳月が流れた。 

 

光陰矢の如し。野球で感動して泣いて笑った野球ファンとして毎日の試合を大切に楽しんでいきたい。