MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

カブス鈴木誠也がデビューから5試合連続安打、Wソックスのカイケルは通算100勝目

カブスにポスティング制度を利用して移籍した鈴木誠也が早くもメジャーの投手に上手くアジャストしている。

 

 

MLB2022 カブス鈴木誠也が好調

 

鈴木誠也が5試合連続安打

カブス鈴木誠也外野手が13日(日本時間14日)、敵地で行われたパイレーツ戦で反撃のタイムリーを放った残念ながら試合はカブスが2対6で敗れた。

 

鈴木はメジャーデビュー5戦連続安打、2戦目から4戦連続打点をマーク。

 

この日も3打数1安打、1打点、1四球で、開幕5戦で本塁打3、打点9、打率.400、OPS1.524と上々のメジャーデビューを飾り、全米でもアツいことで有名なカブスファンの心をつかんでいる。

 

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これからマークが厳しくなるだろうが、パイレーツのコービン・バーンズなど好投手と対戦していることも評価したい。絶好調ではないかもしれないが、ボールをよく見極めて上手くアジャストしている。

 

鈴木の活躍を地元メディア「NBCスポーツ・シカゴ」のカブス番記者ゴードン・ウィッテンマイヤーも伝えているが、カブスの選手としての最初の5試合で、少なくとも2回出塁し、なおかつ1得点か1打点を挙げたのは、1901年以降では2人目らしい。

 

 

 

鈴木は「特にそこは気にしていないです。チームがしっかり勝てるようにまた明日から頑張りたい」とコメントしている。

 

カイケルが100勝目

ホワイトソックスの先発左腕ダラス・カイケルがメジャー通算100勝目を飾った。

 

 

試合はマリナーズがロビー・レイ、ホワイトソックスがカイケルという両左腕のマッチアップだったが、レイは3本塁打を献上して6回途中6失点で降板。

 

カイケルは5回を無四球、失点3でまとめて新加入ケンドール・グレーブマンらが反撃を1点に抑えて最後は昨年からクローザーのリアム・ヘンドリックスがセーブを記録している。

 

ホワイトソックスが6対4で勝利。カイケルがメジャー通算100勝目(82敗)を飾った。

 

通算100勝目のカイケルは2012年にアストロズでメジャーデビュー。2015年に20勝8敗、防御率2.48の好成績でサイ・ヤング賞を初受賞している。

 

2016年以降もアストロズの先発ローテーションの軸として活躍し、2017年のワールドシリーズ制覇にも貢献。オールスターにも2度選出された。

 

今季の6月に35歳になるが、3年総額5500万ドルで結んだ契約の最終年で。来季以降の契約を考えても気合の入るシーズンだ。