MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍するサムライメジャーリーガーたち

大谷翔平は準備OKの3号本塁打 レッズの秋山は開幕ロースター外に

 

この日のメジャーは日本人選手を応援している者にとっては明と暗のニュースが入ってきた。

 

大谷翔平が現地3日(日本時間4日)、ドジャース開幕投手にも指名されている若きエースからオープン戦第3号本塁打を放った。

 

 

MLB2022 きょうのメジャーリーグ

 

大谷翔平が3号ソロ

 

エンゼルスの新戦力ノア・シンダーガードウォーカー・ビューラーの両右腕による投げ合いで始まったLA3連戦のGAME1。大谷翔平は2打席凡退で迎えた5回の第3打席で3試合ぶりの特大3号ソロを放った。

 

大谷独特の炸裂音とともに右翼席に運んだ打球速度110.9マイル(約178.5キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の文句ない本塁打だった。

 

 

MLB公式ツイッターでもこの本塁打を「大谷ビッグフライ」と伝えた。

 

1番大谷翔平というラインナップ

 

キャンプ地からロサンゼルスのアナハイムに戻ってのオープン戦だったが、レギュラー陣が揃った打線で、大谷は「1番DH」での出場。

 

すでに公表されている打順だが、エンゼルスの指揮官は、試合の終盤に大谷の打席が回ってくる可能性を考えての1番起用だという。

 

リードオフマンという固定観念を捨てた戦術で、なるほど相手にしてみればそれは脅威になる。

 

レッズの秋山が開幕ロースター外

 

昨日はカブス鈴木誠也外野手にオープン戦第2号も出たが、開幕に向けて朗報ばかりでもない。

 

この日、レッズのニック・クロールGMは秋山翔吾外野手を開幕ロースターの28人から外すことを発表した。

 

秋山は3年総額2100万ドルの契約の最終年だった。

 

ニック・カステヤノスがFA、ジェシー・ウィンカーがトレードでチームを去ったレッズの外野陣だったが、FA市場からベテラン外野手トミー・ファムを獲得。

 

レッズの外野陣

 

レッズの外野陣は中堅にニック・センゼル(2016年のドラフト1巡ピック)を入れて右にタイラー・ネークイン(2012年のドラフト1巡ピック)、左に新加入のファムという布陣で、第4の外野手には右打ちのアリスティデス・アキーノ、左打ちの新戦力ジェイク・フレイリーが控えている。

 

結局、秋山は構想外でロースター外に追いやられた。勝負の3年目で、打撃改造に取り組んでいたがオープン戦に臨んでいたが、ここまで7試合に出場して22打数4安打(すべて単打)、打率.182、OPS.364と結果も出ていなかった。

 

今季のレッズ打線は主軸のジョーイ・ボット一塁手はじめマイク・ムスタカス三塁手指名打者のコリン・モラン(パイレーツから新加入)、ネークイン外野手など左打者が多いことも秋山には不利な状況だった。

 

秋山の去就は?

 

MLB公式サイトによると秋山の契約のなかにマイナー降格を拒否する権利が含まれているが、マイナー降格を拒否した場合は、DFA後にFAとなり、日本球界復帰も含め、自由に移籍先を探すことができる。

 

レッズのデビッド・ベル監督は、秋山の出場機会が足りなかったことを認め、「彼がどこかに移り、メジャーリーグの球団で勝利に貢献する機会を得ても驚かない」とコメントしている。

 

秋山が渡米の際には、パドレスカブスダイアモンドバックス、レイズ、ブルージェイズカージナルスなどが興味を示していたことを移籍専門サイト「トレード・ルーモア」は伝えている。

 

 

昨日紹介したアップトンのように所属球団(秋山の場合はレッズ)からDFAを経てFAになった場合、レッズが今季の秋山の年俸を負担し、他球団はメジャー最低年俸だけを負担して秋山を獲得できる。

 

秋山は昨季、打率.204、本塁打0、盗塁2、打点12、OPS.535だった。開幕から29試合を欠場した関係で、途中出場での起用がメインだった。メジャー317打席で出塁率は.320とそこそこだが本塁打はゼロ。(長打率.274)

 

秋山が他球団からのオファーで40人枠に登録されて出場機会を得るのは現時点では厳しい気もする。果たして秋山自身がメジャーで他球団を模索するのか、今後に注目したい。

 

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