メジャーリーグ移籍情報
プホルスが11年ぶりにカージナルス復帰
カージナルスと1年250万ドルで合意
42歳で現役続行を表明し、移籍先を探していたドジャースからFAのアルバート・プホルス内野手が古巣のカージナルスと1年250万ドルで契約に合意。11年ぶりに古巣への復帰が決まった。
メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが伝えている。
Cardinals To Sign Albert Pujols https://t.co/tuqIiCbJxw pic.twitter.com/R2i7c22adH
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) March 28, 2022
プホルスの実績と昨季の成績
プホルスは2001年のデビュー以来、2010年まで打率.300・30本塁打・100打点を10年連続で達成した。個人的にはイチローと双璧のレジェンドというイメージだ。
2021年はエンゼルスとドジャースで計109試合に出場して打率.236、本塁打17、打点50、OPS.717。
カージナルスでの11年間で通算打率.328、本塁打445、出塁率.420、長打率.617、OPS1.037という華麗な成績からすると、かなりの加齢を感じるスタッツだ。
キャリア21年で積み重ねたbWAR も99.6だが昨季はマイナス0.6だった。
ただし、明るいスタッツもあって昨季マークした17本塁打中13本は左投手から放ったものであり、対左腕に限れば打率.294、OPS.939という好成績を残していた。
ユニバーサルDH制が追い風に
プホルスの古巣復帰は、今季からナ・リーグも導入する「ユニバーサルDH」制が追い風になった。彼もルール改正で恩恵を受けた一人だ。
下記はメジャーリーグ公式サイトが以前に予想していたカージナルスの開幕ラインナップだが、正一塁手はゴールドシュミット。DHは若手プロスペクトのゴーマンだった。
ゴーマンは球団内1位のプロスペクトだが実績がなく、仮にここに32歳のコリー・ディッカ-ソンが入ったとしてもゴーマンもディッカ-ソンも左打者、しかもパンチ力不足。
プホルスの古巣復帰はカージナルスのニーズにもハマっていたのかもしれない。左投手用とか代打要員との予想もあるが、意外と出場機会が増えるかもしれない。
1(二)トミー・エドマン
2(一)ポール・ゴールドシュミット
3(左)タイラー・オニール
4(三)ノーラン・アレナド
5(右)ディラン・カールソン
6(捕)ヤディアー・モリーナ
7(指)ノーラン・ゴーマン
8(遊)ポール・デヨング
9(中)ハリソン・ベイダー
700本塁打まで21本、ハンク・アーロンが持つ歴代最多打点記録の更新まではあと148打点。両記録とも今季中の到達は厳しいかもしれないが、打席数が増えることで、かなりいい線までいくかもしれない。
ベースボールタウンの春に期待!
名捕手ヤディアー・モリーナ、大ベテランのアダム・ウェインライト、そして、プホルスの復帰ではファンには待ち遠しいものになった。
3人が揃って伝説の1年になるかもしれない。ベースボールタウンの春に期待したい。
Albert Pujols gets a standing ovation in his return to the Cardinals 👏
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) March 28, 2022
(via @BallySportsMW)pic.twitter.com/xKApskBaYX
There's only one Albert Pujols! pic.twitter.com/X4FjQNbKre
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) March 28, 2022