労使協定が決裂しMLB全体がロックアウトになる懸念が広がる中、締切り期限までに契約合意に至るケースが植えている。
そうした話題を一つ紹介したい。
MLB移籍情報
ホワイトソックスはアストロズからFAとなった救援右腕ケンドール・グレイブマンと3年2400万ドル前後で契約合意に至ったというニュースが流れている。
White Sox said closing in on a deal for Kendall Graveman. $24M for 3 years range.
— Jon Heyman (@JonHeyman) November 23, 2021
MLB公式サイトでも合意間近という表現で、球団からの正式発表は日本時間24日の午後11時でも確認されていない。
ブルペンの強化が進むホワイトソックス
近年の大型補強で、ア・リーグ中部地区の覇権を取り戻したホワイトソックスだが、昨シーズンオフのリアム・ヘンドリックスの獲得に続いてグレイブマンをデプスに追加したことは戦力的にも大きい。
グレイブマンは今季、53試合で防御率1.77、11ホールド、10セーブをマーク。トミー・ジョン手術により2019年シーズンは全休したが、本格復帰の今シーズンは見事にバウンスバックしている。
先発陣が防御率でMLB全体4位に対して、ブルペンは同12位と不安が残っていただけに効果的な補強といえるかもしれない。