MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ブリュワーズのケストン・ヒウラが極度の不振でマイナー降格

日系の父親と中国系の母親を持つ日系三世のケストン・ヒウラがマイナーに降格する。ブリュワーズが球団公式ツイッターで発表している。

 

 

今季のヒウラは、カージナルスからコルテン・ウォンが加入したことに伴って開幕から一塁にコンバート。一塁30試合、二塁で7試合、左翼(1試合)として起用されてきたが、開幕当初から不振で4月は1割台、5月に入っては9試合の出場にとどまり26打数1安打だった。

 

 

ここまで37試合で打率130、本塁打1、出塁率.217、OPS.439と期待に応えられない状況が続いていた。

 

 

8月に25歳になるヒウラは、2016年に第40回日米大学野球選手権大会に「アメリカ合衆国代表」として参加。ブリュワーズの2017年MLBドラフト1巡指名選手で、2018年のオールスター・フューチャーズゲーム「アメリカ合衆国選抜」に選出されるなど、期待の若手だった。

 

 

メジャーデビューは2019年5月。その年は打率.303、19本塁打(チーム6位)、49打点(同7位)、OPS.938の成績を残した。

 

 

愛嬌のある顔つきで、元キングオブコメディのボケ(たまにツッコミ)担当・今野浩喜さんと似ていることから印象深い選手だったが、傘下マイナーの3Aナッシュビル・サウンズへの降格が決まったようだ。

 

 

なお、ブリュワーズは正二塁手のコルテン・ウォンも負傷者リストに入っており、一塁は左の長距離砲ダン・ボーゲルバック、二塁はメキシコ出身の24歳ルイス・ウリアスが入っている。

 

 

追加情報が入り次第、掲載したい。