MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ダルビッシュがリベンジ成功、カーショーに投げ勝って2勝目

 

投手の勝ち星は、その投手を評価するのにそれほど大事な数字ではないと思うが、ダルビッシュの2021年の2勝目には拍手を送りたい。

 

 

MLB2021

 

ダルビッシュが気迫の96球

 

パドレスダルビッシュ有MLBを代表する左腕、ドジャースクレイトン・カーショーとのリベンジマッチに投げ勝った。

 

 

ナ・リーグ西部地区のライバル対決、パドレスドジャースの今季第5戦は、「中5日」でエース対決の再戦となり、ダルビッシュ有が7回96球(ストライク60)を投げて被安打4、与四球3、失点1のHQS。しかも強力相手打線から9三振を奪う力投で今季2勝目を挙げた。

 

前回は7回被安打1の好投だったが、カーショーに押し出し四球を与えた1失点が決勝点になり悔しい負け方だったので、これでスッキリした。

 

最強軍団相手に2戦続けてのHQSは、今季の調子の良さとその投球内容の質の高さを物語っている。

 

試合の流れは多くのメディアでも紹介されているので割愛するが、1回に1番ムーキー・ベッツや4番マックス・マンシーにタイムリーを打たれた時はどうなるかと心配したが、この回を1失点で終えた。

 

3回にも危ない場面があったものの、その後は好守にも助けられて無失点に抑えた。最速は96.3マイル(約154.9キロ)のフォーシームだった。

 

フェルナンド・タティスJr.が2本塁打(3号ソロ、4号ソロ)3打点をたたき出す活躍で6対1とパドレスが勝利。これでパドレスドジャースとの対戦成績を3勝2敗とした。