澤村拓一、スプリットに手応え
今季、レッドソックスに移籍した澤村拓一投手が27日(日本時間28日)のパイレーツ戦に5番手で6回からリリーフ登板。1回を投げ、無安打無失点、与四球1でオープン戦3ホールド目を挙げた。
移籍1年目にはよくあることだが、スプリングトレーニングへの合流は遅れたが、終盤にきてその遅れを挽回するような結果を出している。環境への順応が順調に進んでいるのかもしれない。
この日は97マイルの4シームに加え、澤村自身が課題だったというスプリットを多投したようで、「スプリットは自分の思うように投げられていなかった。結果云々よりスプリットで振りに行かせることが今日の課題だった。前回より良くなってきた」と伝家の宝刀、スプリットの手ごたえを感じるコメントを残している。
クローザー候補に陽性反応
ボストングローブ紙の記事によると ブルペン陣には昨年9セーブで今季のクローザー候補だったマット・バーンズにCOVID-19ウイルスの陽性反応が判明。バーンズは、症状は出ていないが、ただちに隔離処置が行われ、最短でも10日間の自粛。
レッドソックスの澤村を含む遠征メンバーは出発前に検査を受け、全員が陰性だったが、試合は7イニング制になったという。
マット・バーンズが新型コロナの陽性反応で10日間隔離され開幕は絶望。レッドソックスのブルペン編成にも大きな影響が出てくることは間違いない。
澤村に開幕早々にも大役が回ってくる可能性が出てきた。
#RedSox pitcher Matt Barnes tests positive for COVID-19 https://t.co/y4y5x6hZVC
— The Boston Globe (@BostonGlobe) March 27, 2021