MLB2020
選手の負担軽減が目的とはいえ ソフトボールじゃあるまいし
異例の60試合短縮シーズンで開催されているメジャーリーグだが、延長のタイブレーク制やナ・リーグの「指名打者」制にくわえて新たなルールが付け加えられている。
そこまでしてやる必要あるの?という苦肉のルールだが、現実を見極めた素早い対応は多くのスポーツ団体が手本にしてもいいかもしれないだろう。
ESPNのジェフ・パッサンが伝えたところでは、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会は日本時間7月31日、ダブルヘッダーを7イニング制とすることで合意に達したようだ。。
選手会のなかでは「2試合とも7イニング制にする」という案と「1試合目を9イニング、2試合目を7イニングで開催する」という案が出ていたという。
この背景には、マーリンズのチーム内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、シーズン序盤から混乱が続いている状況下が影響している。
今後も新型コロナウイルスの感染拡大や悪天候の影響によりダブルヘッダーの増加が予想されており、強行日程による選手の負担を軽減するための措置によるものとして合意に至ったルールかもしれない。
メジャーリーグ機構はすでに選手の負担を軽減するためのルールとして延長戦にタイブレーク制を導入している。これは延長戦の各イニングを無死二塁の状態からスタートするというものだ。
このルールはダブルヘッダーにもそのまま適用され、その場合、ダブルヘッダーの試合では8回からタイブレークがスタートする。
もっともらしい理由だが、コロナ禍ではスポーツのルールまで歪められるへんなルールだろう。こんなシーズンなら辞退者が出るのもわかる。
The extra-innings runner-on-second rule still will apply in doubleheader games, meaning teams in the eighth inning will automatically start with a runner on second base, sources tell ESPN.
— Jeff Passan (@JeffPassan) July 31, 2020
▽Information source
http://www.mlb.jp/category/news/#35219