MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

大谷翔平、連日のマルチヒットも会心の一撃がないジレンマ

最初に言っておくが、大谷翔平会心の当たりが出ていない。ジレンマというのは本人より応援しているこちら側の心境だ。

 

 

MLB2019

 

 

エンゼルス大谷翔平が、20日(日本時間21日)のレンジャーズ戦ダブルヘッダー2試合目で5打数3安打の猛打賞。打率を.307に上げた。11戦連続安打で1試合3安打以上はこれで8度目。2安打以上のマルチヒットは32度目。

 

4回に三塁内野安打、6回に中前打、8回に右翼線へのタイムリ二塁打。最初の安打はセンターに抜けてもいい当たりを大谷シフトで三遊間のショートのポジションに入っていた三塁手が好捕。一塁へ投げたが間一髪、大谷の足が速かった。

 

6回のセンターにゴロで抜けていった安打は、外角に2球続けて92マイル台のフォーシームを投げてきた相手に対応した。ただ、当たりは良くなく飛んだコースが良かったという安打だった。

 

8回は2死一塁で打席に入り、初球の内角速球を見逃しストライク。2球目は外れ、3球目のスライダーをファウル。4球目スライダーを見逃し、カウント2-2から内角スライダーを体勢を崩してヘルメットを飛ばしながらも右翼線へ運んだ。

 

試合後のロッカールームでの囲み取材では「すごい調子がいいという感じはしないですけど、それでもヒットになってくれている、というのはいい傾向かなと。もっと勝ちにつながるような打席を多くできれば」と冷静に分析していた。

 

 サヨナラ負けということで明るい表情ではなかったが、大谷自身も言うように「ヒットになってくれている」という当たりが続き、芯でとらえた会心のショットができていない。連日の内角攻めが影響しているのか、外角のストレート系を踏み込んで捉えた当たりを長い間見ていない気がする。

 

それでも結果が出ているのファンとしてはうれしい。3割、20本塁打、20盗塁も見えてきた。ただ、大谷のポテンシャルからすれば昨年の22本塁打はクリアして、できれば30本に到達してほしい。

 

フロントドアは捨てて、中から外寄りのコースに的を絞った戦術はとれないものか?一切腰を引かずにトラウトのように死球は増えても踏み込んで打ちにいく打席を見てみたい気もする。