MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

【MLB移籍情報】来季に向けて早くもナショナルズとマーリンズでトレード成立

 

メジャーリーグストーブリーグはすでに水面下で進んでいる。ナショナルズマーリンズでトレードが成立した。

 

 

 

MLB移籍情報

 

2012年に初の地区優勝を遂げたナショナルズ。それ以降は下記のように地区の盟主としてポストシーズンの常連チームになっているが、2018年シーズンは、8ゲームの差をつけて2位に甘んじている。

 

ナショナルズ年度別順位

 

2012年 東部地区優勝、地区シリーズ敗退

2013年 東部地区2位

2014年 東部地区優勝、地区シリーズ敗退

2015年 東部地区2位

2016年 東部地区優勝、地区シリーズ敗退

2017年 東部地区優勝、地区シリーズ敗退

 

 

ナショナルズが救援右腕を補強

 

そのナショナルズが覇権を取り戻すべく早速チームの補強に乗り出した。

 

現地10日、ナショナルズマーリンズから救援右腕のカイル・ベアクローを獲得。このトレードで、マーリンズはインターナショナル・ボーナスプール・マネー(金額不明)を獲得した。

 

メジャーキャリア4年、28歳の右腕は6月には7セーブ、防御率0.00という成績で「月間最優秀救援投手」に選出されたが、終わってみれば61試合55回2/3イニングで防御率4.20。すべてのスタッツでキャリア最低のシーズンだった。

 

MLB公式サイトによると、MLB全体15位(防御率)のブルペンを立て直すためにナショナルズは、彼のバウンスバックを期待してのトレードだったようだ。

 

チーム再建モードのマーリンズの狙い

 

一方、オーナーが変わり新体制で、ほとんどの主力をシーズン前のファイヤーセールで放出したマーリンズ

 

チーム再建モードの1年目を終了したが、ホセ・ウレーニャ、ダン・ストレイリーといった先発投手の放出を模索しているという。

 

さらに、狙いはインターナショナル・フリーエージェント市場でのキューバ選手。

 

具体的にはビクトル・ビクトル・メサ、ビクトル・メサJr.、サンディ・ガストンの名前が挙がっているが、そのためのインターナショナル・ボーナス・スロットが今回のトレードでの目的だったという。

 

マーリンズは先日も17年ドラフト5巡目の22歳右腕ライアン・リリー投手をレッズへ放出して、そのためのボーナスプール・マネーを獲得している。