故意の死球で6試合の出場停止処分
大リーグ機構は16日、マーリンズのホセ・ウレーニャ投手に対して6試合の出場停止処分を科した。
これは、ウレーニャが先発登板した15日(日本時間16日)のブレーブス戦でロナルド・アクーニャ外野手への死球が故意とみなされたもの。
ウレーニャは退場処分を受けていた。同選手からの異議申し立てがなければ、処分は17日から適用される。
Benches clear in Marlins-Braves after José Ureña hits Ronald Acuña Jr. in 1st inning.
— MLB (@MLB) 2018年8月16日
Acuña Jr. (5 straight games with HR, 3 straight with leadoff HR) exits in 2nd inning. pic.twitter.com/V2aSu97YEX
ここでも紹介したがブレーブスの1番打者アクーニャは13日(同14日)からのマーリンズ戦で3試合連続の先頭打者本塁打を含む計4本塁打と活躍。
15日の同カードでは4試合連続の先頭打者本塁打が懸かっていたが、初回の第1打席でウレーニャが投じた97.5マイル(約156.9キロ)のストレートを左肘に受け、一度は試合に復帰したものの、2回の守備から途中交代していた。
ベネズエラ出身の20歳。昨年のベースボール・アメリカ(BP)マイナーリーグ年間最優秀選手賞に選出されたプロスペクト。
今季のスプリングトレーニングでは16試合に出場し、打率.432、4本塁打、11打点、4盗塁、OPSは1.247と圧倒的な結果を残し、4月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。
アクーニャは3試合連続先頭打者本塁打で、これは1996年のブレディ・アンダーソン(オリオールズ)以来、史上2人目の快挙。(アンダーソンは4試合連続)
さらに、5試合連続本塁打を放っており、この試合では、4試合連続の先頭打者本塁打と6試合連続本塁打が期待されていた。
なお、メジャーリーグの規則に従い、次の出場試合で本塁打を放った場合は連続試合本塁打が継続されるはずだったが、16日の試合では4打数1安打で本塁打は記録されなかった。
アクーニャの今季成績は、69試合、打率.287、19本塁打、43打点、出塁率.347、OPS.918。