昨日、代打で鋭いセンター前ヒットをマークした打者・大谷翔平が連日の快音を響かせている。
GAME DAY きょうの大谷翔平
本拠地アナハイムでのツインズ戦に「5番・DH」で5試合ぶりのスタメン出場した大谷は、第2打席に右中間への4対0とリードを広げるタイムリー二塁打を放った。
そして、第4打席。3番手のサイドスロー右腕ヒルデンバーガーの投じた初球を軽々と左中間に運んだ。第2打席もレフトへのホームラン性の大飛球を放っていたが、今度はバックドアへの90.8マイルのシンカーを捉えた打球はアナハイムの夜空に吸い込まれるような打球だった。
This ball was #crushed, and Shohei knew it. pic.twitter.com/jrtZdrbKzI
— MLB (@MLB) 2018年5月11日
第1打席は2回先頭打者。ツインズ先発ホセ・ベリオスがツーシームをバックドアに制球よく決めて追い込むと最後は94.3マイルのキレのある高めのツーシームに空振り三振だった。
3回。二塁にツーベースヒットのプホルス(7試合連続、3006本目のヒット)を置いて回ってきた第2打席は、1-1からの84.8マイルのチェンジアップが大谷のベルトラインの高さ、コースは真ん中からバックドアに甘く入ったところを捉えて右中間にツーベースヒット。べリオスの50球目だった。
第3打席は、高めの93.5マイルのフォーシームに空振りした後、1-1からのバックドアやや高めのツーシームにレフト大飛球だった。
そして、第4打席の5号ソロアーチ。現地4月27日のヤンキース戦でセベリーノから放って以来、打者出場7試合ぶりで5月に入ってからは初めてのホームランだった。
ア・リーグでHR数が上位の12人+大谷で、1本のHRを打つまでに何打席必要が算出して比較してみた!
— MLBが好きなフレンズ (@crabniki) 2018年5月11日
大谷の13.20はア・リーグで3番目に優れた数値で、シーズン通じて打席に立ち続けたら51本~53本打てるペース!
凄い!#Ohtani #ShoTime #大谷 pic.twitter.com/2b8JAF3ObG
打者としてスタメン出場した試合は3戦連続でマルチ安打だった。打席当たりのホームラン率は66打席(61打数)で5本。13.20打席に1本という数字はア・リーグで3位になるという。
打者として18試合で打率.344、出塁率.394、長打率.623、OPS1.017のハイアベレージを叩き出している。
エンゼルスは連勝でアストロズを抑えて地区首位に立った。大谷はツインズ戦のGAME4(日本時間14日午前5時7分開始)に先発登板する予定。
【追記】
大谷の2打席目のツーベースヒットは、スタットキャストによると、二塁ベースまでの到達タイムが8.07秒。これは今季チーム最速だという。また、打球速度は111.4マイル(約179.3キロ)だった。