ロイヤルズとホワイトソックスとの間でトレードが成立している。
フラッグ・ディール・トレード情報
このトレードでロイヤルズは、メルキー・カブレラ外野手と現金を獲得。ホワイトソックスへはマイナー右腕A.J.パケット投手とマイナー左腕のアンドレ・デービス投手が移籍する。
Royals have just traded for Melky Cabrera.
— Jeffrey Flanagan (@FlannyMLB) 2017年7月30日
32歳のカブレラは、2011年にもロイヤルズに在籍。当時はキャリアハイの18本塁打を記録している。今季は、ここまで打率.295、出塁率.336、OPS.771、13本塁打、56打点。ホワイトソックスではレフトを守っているが守備の評価である守備防御点(DRS)は低く、昨年が-5、今季は-6。
なお、このトレードでは、ホワイトソックスがカブレラの年俸を一部負担することも報道されている。カブレラは、今オフにフリーエージェントになる。
The Melk Man is back in KC: https://t.co/8BLOHIVYii pic.twitter.com/wVWYN8OT0D
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2017年7月30日
ロイヤルズは、オールスターブレイク後に9連勝を含む10勝5敗と好調。ただ、首位のインディアンスも9連勝中で、3ゲーム差。2チームが進出できるワイルドカード争いでは2位で圏内に入っている。
カブレラの獲得は、ア・リーグ8位のチーム打率と11位の打点にインパクトを与えるレンタル移籍になる。これで打線は、カブレラが2番でDHか外野の両翼に入り、これまで2番のジョージ・ボニファシオが7番に下がる。守備もカブレラ次第で、ライトかDHになることが予想される。
ホワイトソックスが獲得したマイナー右腕A.J.パケット投手は、チーム内プロスペクトランキングで25位の選手。