先日8連勝をお伝えしたシカゴ・ホワイトソックスのエース左腕クリス・セールが、本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦に先発登板。
今季3度目の完投、打たれたヒットはわずか4本、無四球、9奪三振、1失点の好投で開幕から無傷の9連勝を飾った。また、セールの好投で首位ホワイトソックスは連敗を4で止めた。
この日唯一の失点は8回にエバン・ガティス捕手に喫した3号ソロホームランのみ。7回まで一度もランナーを得点圏に出すことのない圧巻のマウンドだった。
MLB.comによれば開幕から先発した9試合全てで勝ち星を収めたのは、2008年のブランドン・ウェブ(ダイヤモンドバックス)以来、8年ぶりの快挙。
— #KZone For Sale (@whitesox) 2016年5月20日
これでセールは、開幕から9試合に先発で、8クオリティスタート、防御率1.58。
4月15日のタンパベイ・レイズ戦では、被安打2(いずれも単打)、無四球、9奪三振、106球で自身3年ぶり2度目となる完封勝利を記録している。
昨年は、274三振を奪ってア・リーグの奪三振王のタイトルを獲得。奪三振率11.8もリーグトップ。制球力もあり、奪三振/四球の値6.52もリーグトップだった。
2010年ドラフトのホワイトソックス1巡ピック(全体13位)。メジャーキャリア7年目で66勝40敗。
今季は、シカゴの両チームが元気で共にロケットスタート。Windy Cityにはフォローの風が吹いているのかもしれない。