ナショナルズのサイ・ヤング賞右腕マックス・シャーザー(32)が現地11日、ホームでのタイガース戦で1試合20奪三振というメジャーリーグ最多タイ記録をマークしている。
この試合で、シャーザーは、9回を完投、被安打6、失点2、無四球。被安打6のうちには2本のソロホームランも含まれいるが、3対2でナショナルズが勝利。シャーザーは4勝目(2敗)を挙げている。
Wednesdays, right?https://t.co/kiCTVjq6DH
— Washington Nationals (@Nationals) 2016年5月12日
サイドスローに近いスリークォーターから繰り出す4シームは威力抜群で、スライダー、チェンジアップとのコンビネーションで三振の山を築いた。9回に相手の3番ミゲール・カブレラを空振りの三振に打ち取った4シームは、この日最速の97マイルを計測した。
Max Scherzer is the 4th player with 20 strikeouts in a game, joining an elite club. pic.twitter.com/v1gLB9rSH3
— SportsCenter (@SportsCenter) 2016年5月12日
シャーザーと言えば昨年、6月20日と10月3日にノーヒットノーランを達成。自己最多のシーズン276奪三振(33試合228.2イニング)をマークしており、今シーズンどこまで伸ばすかも注目だ。
なお、1試合20奪三振は、2001年にランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス)がマークして以来、MLB史上4人目の記録になった。