MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ナッツの剛腕シャーザーが1試合20奪三振のメジャータイ記録

ナショナルズサイ・ヤング賞右腕マックス・シャーザー(32)が現地11日、ホームでのタイガース戦で1試合20奪三振というメジャーリーグ最多タイ記録をマークしている。

 

この試合で、シャーザーは、9回を完投、被安打6、失点2、無四球。被安打6のうちには2本のソロホームランも含まれいるが、3対2でナショナルズが勝利。シャーザーは4勝目(2敗)を挙げている。

 

 

サイドスローに近いスリークォーターから繰り出す4シームは威力抜群で、スライダー、チェンジアップとのコンビネーションで三振の山を築いた。9回に相手の3番ミゲール・カブレラを空振りの三振に打ち取った4シームは、この日最速の97マイルを計測した。

 

 

シャーザーと言えば昨年、6月20日と10月3日にノーヒットノーランを達成。自己最多のシーズン276奪三振(33試合228.2イニング)をマークしており、今シーズンどこまで伸ばすかも注目だ。

 

なお、1試合20奪三振は、2001年にランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス)がマークして以来、MLB史上4人目の記録になった。