ルーキーたちの競演だった前田のロッキーズ戦
23日のコロラド・ロッキーズ戦では、前田健太(27)がマイルハイの高地で強打のロッキーズ打線を相手に6回途中までノーヒッターの快投で今季3勝目、日米通算100勝目を挙げた。
これでデビュー戦から4試合で僅か1失点。防御率はリーグトップの0.36になった。
しかし、注目は前田だけではなかった。ロッキーズのルーキーで1番を打つトレバー・ストーリー遊撃手(23)もその一人。
この時点で、ルーキーとしては、2001年のアルバート・プホルス一塁手(当時カージナルス)と並ぶルーキー記録の4月8本塁打をマーク。
その後、彼は現地27日、地元でのピッツバーグ・パイレーツ戦でナ・リーグ新人記録となる4月9本目のホームランを放っている。
打率.241、本塁打9、打点20、OBP.304、OPS.955。 (現地28日時点)
まだまだ粗削りで1番打者としては三振34(NL1位)という不名誉な記録もあってOBP.304は物足りないが、6番あたりで気楽に打たせると怖い存在になる。
hiSTORY!
— Colorado Rockies (@Rockies) 2016年4月28日
Last night @Tstory2 set a new NL rookie record with 9 home runs in the month of April. #StoryTimehttps://t.co/9bke5Kc7Xd
前田と同僚のコーリー・シーガー遊撃手(22)もトッププロステクトで注目のルーキー。
ご存知、シーガー兄弟の三男。兄二人は、シアトル・マリナーズに所属。長男のカイル・シーガー三塁手は、昨年オールスターにも選出され、今季もチームの主軸だ。
27日に22歳になったコーリーは打率.247、本塁打2、打点12、OBP.301、OPS.701。 (現地28日時点)
今後、注目したいドジャースで売り出し中の選手だ。
You're welcome. 😉 Be sure to wish him a happy birthday! 🎈🎉🎁🎊 pic.twitter.com/fJZQjlA5H3
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2016年4月28日
現地4月28日、本拠地ドジャー・スタジアムで行われるマイアミ・マーリンズ戦に、ドジャースの前田健太が先発する。
前回は、70球を超えたあたりから、やや高めに入りロッキーズのストーリーら上位打線に3連打を許した。前田には、90球をめどに球数制限があるが、7回を投げきるには打者3巡目の工夫(配球)に注目したい。