GAME DAY きょうのメジャーリーグ
シカゴ・カブスのサイ・ヤング賞投手ジェイク・アリエタが現地21日、敵地でのシンシナティ・レッズ戦に先発登板。
9回119球、無安打、無失点のノーヒットノーランを成し遂げた。
2年連続2度目の快挙だが、記録はそれだけではない。
昨年8月30日敵地でのドジャース戦に次いで史上7人目のロード2度目。前年サイ・ヤング賞投手では史上4人目のノーヒッター達成なる。
.@JArrieta34 doesn’t need friendly confines to dominate.
His 2 road no-no’s put him in elite company. pic.twitter.com/0FffOpPMsb
— MLB Stat of the Day (@MLBStatoftheDay) 2016年4月22日
カブスの投手としては、チーム史上初の2シーズン連続でノーヒットノーランを達成した投手となった。
ちなみにアリエタは、現役最長の24試合連続クオリティ・スタートを記録。
メジャー記録は、まだそういう判断基準がなかった1967年から1968年に続けて殿堂入り投手のボブ・ギブソン(カージナルス)が残した26試合連続だという。
アリエタは24試合連続QSの間、20勝1敗。178イニングで自責点わずかに17という驚異の数字をマークしている。
さらに、昨年からの16先発で、15勝0敗、防御率0.53。アリエタは今季、無傷の4勝目(防御率0.87、WHIP0.68)。
今季で現役引退を表明しているデビッド・ロス。キャリア15年目にして、とうとうノーヒッター達成を支えることに成功しました。写真を見ても、彼の喜びなどがよく伝わってきますねRT @Cubs:pic.twitter.com/P4t3UK7zfz
— slugger (@slugger_monthly) 2016年4月22日
この好投を打線も援護、初回からクリス・ブライアント三塁手の2ランで先制。
ブライアントは7回にもグランドスラムを放ったほか、ベン・ゾブリスト二塁手、デービッド・ロス捕手、アンソニー・リゾ一塁手にも一発が飛び出し、18安打16得点で圧勝した。