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【MLB移籍情報】前田健太が渡米、ここからの約10日間が交渉のヤマ場か!?

 

広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す前田健太投手が14日夜、羽田空港からロサンゼルスに向けて緊急渡米した。

 

MLB移籍情報

 

 

現地には契約を結んだエージェント会社「ワッサーマン・メディア・グループ」本社があり、代理人のアダム・カッツ氏との情報交換が目的とみられる。

 

スポニチの記事によれば、前田健羽田空港の搭乗ゲートに現れたのは14日午後11時50分すぎ。ラフな格好でマスク姿。報道陣の「行ってらっしゃい」の問い掛けに、会釈をして無言で機内に乗り込んだ。

 

 

ポスティングシステムによる移籍の交渉期間は30日間。前田の場合、リミットは米東部時間来年1月8日午後5時(日本時間1月9日午前7時)。米国は来週半ばにはハッピーホリデイ(クリスマス)からニューイヤーの休暇に入る。そこまでの約10日間が前田健太にとっては最初のヤマ場となる。

 

サンフランシスコ・ジャイアンツが、FA市場に残っていた大物右腕ジョニー・クエト(29)と大型契約を結び、この契約は、前田の契約にも影響しそうだ。

 

前田自身が西海岸のチームとの契約を望んでいるという噂もあり、以前にも触れたが、ザック・グリンキー争奪戦で負けたドジャースや岩隈の引き留めに失敗したシアトル・マリナーズジャイアンツ、ドジャースの同地区ライバルのサンディエゴ・パドレスあたりが移籍先の候補といえる。